2009/12/21

アメリカ キャニオンデシェー ワールドクッカー 其ノ一

12月18日
サンフランシスコからアリゾナ州・フェニックスまでフロンティアエアで移動。
デンバー経由で5時間くらいかかったけれど、デンバー付近の上空から見た景色は一面の雪景色。陸路移動大丈夫??と不安になりながらも、フェニックス空港に到着。
フェニックスは、アリゾナ州の避寒地のようで、日差しが強く、気温のわりには体感温度が暖かい。
ここでは、情報収集や17時間の時差ぼけ調整などをしていた。
レンタカーで国立公園巡りをするため、空港のレンタカー会社に行くと、書類不足でレンタカーが借りれないことが判明。一悶着の末、予約していた料金より高くついたけれど、なんとか車を貸してもらえる事に。担当者のカルロス、本当にありがと~
車に乗り込んだ時は、変な疲れが一挙に出た。車に乗れることをこんなに感謝したことはないかも。
レンタカーを借りて最初に向かったのが、フェニックスの隣町ヘンピーにあるWhole foods market。
10日間の車移動の旅+国立公園付近はどんな状況なのかよくわからないということもあって、ある程度の食料を買い込んでから旅に出よう!という事になっていたので、ネットでフェニックス近郊のWhole foods marketを探しておいたの。
地図を見ながら、なんとかWhole foods marketに到着。

規模的にはサンフランシスコとそんなに変わらない大きさ。サンフランシスコでは、荷物の事を考えてあまり買い物できなかったので、今回は車に積めるから、遠慮なしに買い物させていただきます~
店内には美しく並べられた新鮮な野菜や、何種類もある量り売りの穀物類。

胸をときめかしながらさまよってると、この後撮影にいかないといけないから急いでと催促され、慌ててレジへ。
フルーツ・野菜・パン・スープや豆の缶詰・パスタ・パスタソース・チーズ・トルティーヤ・ナッツ・チョコ・コーヒ豆などなど。とりあえず必要そうなものをチョイス。

ちょっと買いすぎ!?
今回の旅では、ヨーロッパのようにキッチン付きの宿に泊まれないだろうし、国立公園付近にどんなレストランがあるのかもわからなかったので、ワールドクッカーという便利グッズを購入しておいた。
それは、携帯用電気調理器。世界中の電圧に対応し、お米も炊けるという優れもの。

18.5cm角で約1kg。持ち歩くにもそんなに邪魔にならない大きさ。
以前の旅では、お湯が数十秒で沸く電熱コイルを持ち歩いて、ホテルの部屋でお湯を沸かしてお茶を飲んだりしていたけれど、今回は、ヴァージョンアップ。
調理器具を持ち歩いて料理をモーテルの部屋でつくってます。
たとえば、
全粒粉ペンネ入りスパイスチリビーンズ

まずはペンネを8割くらいの加減で茹でて取り置き、鍋に缶詰のスパイスチリビーンズを入れ、温まったらペンネを入れてペンネがほどよい硬さになれば出来上がり。
クルトン入りベジタブルスープ

ニンジン・グリーンピース・コーン・セロリ・ちりめんキャベツなどがたっぷり入ったスープに、硬くなったバッケトを小さくカットして仕上げにのせて出来上がり。
ブラックビーンズスープ

ブラックビーンズとセロリ・ニンジンがたっぷりはいったスープ。温める時にキャベツをプラス。
これらはWhole foods marketで購入したヴィーガン対応のスープ。どれも野菜の旨みが利いていて、ほどよい塩加減。特に味付け直さなくても十分においしくいただけます。
日本から食材や調味料も少し持ってきていたので、お米も炊いてみました~
ガーネットヤム入りご飯、ほんのり醤油風味。

この鮮やかなヤム芋、見た目より甘みなし。日本のサツマイモには及ばす。
このワールドクッカーは温度調節がないので、一度沸騰したらそのままなので、ほどよいころに電熱からおろしてあげないと、芯なしご飯を炊くのはむつかしい。改善の余地あり。
というわけで、モーテル部屋自炊はしばらく続く・・・

2009/12/16

アメリカ サンフランシスコ ロハスな1日

1213

雪降るヨセミテ国立公園に朝早くでかけて行った郡司氏を見送って、今日は一人でサンフランシスコ市内をお散歩。

やはりアメリカ西海岸といえば、LOHAS(健康と持続可能性のライフスタイルの略)

初めてロハスの言葉を聞いた時はなんじゃそりゃ。と思ったけれどこんなにこの言葉が流行るとは以外だった。以前は、健康志向おたくか、土の香りのするヒッピー風な感じの人が多かったけれど、内容は同じでもセレブなイメージになっているのだから不思議。

この日の昼食は事前に調べておいたベジタリアンレストラン「Greens」へ。

このGreensは、1979年創業というサンフランシスコでも草分け的な存在のレストラン。開業当時、サンフランシスコ禅センターに協力してもらい、薬膳料理のようなメニューを提供していたという。

Fort Meisonという倉庫をショップやギャラリーに改造して使用している一帯にそのお店はあった。

ヨットハーバーの横にあり、ゴールデンゲートブリッジが見渡せる素敵な場所。

倉庫の雰囲気を残したシンプルな入口を開けると、

まずはGreens to goというテイクアウトのコーナーが。

サンドイッチやサラダがあり、ここで購入して海沿いで食べたり、近くの公園で食べても楽しそう。

店内にはオブジェやカウンターに木がふんだんに使われていて、海が見える大きな窓からは明るい日差しが注がれている。

100席を越える客席はほぼ満席状態。

日曜日はブランチメニューのみで、1030分から14時までの営業。

メニューは、前菜、スープ、卵料理、サンドイッチ、フレンチトーストなど軽めのメニューが中心。

その中から食べ応えのありそうなトウフのグリルを注文。16$

付け合せには、キヌアの中にたっぷりのドライベリーとアーモンドが入っている。プチプチ食感のキヌアにベリーの甘みがほどよく調和している。

竹串には、マッシュルーム・パプリカ・玉ねぎ・ヤム芋・じゃが芋・ニンジンなどの野菜に、醤油でマリネした豆腐がさしてあり、グリルしてある。それには、フェンネルのみじん切りがたっぷり入ったカレー風味のソースがかかっている。

これぞカルフォルニア料理!!といったイメージ。

野菜の味もさることながら、いろんなものが1皿に乗っているのにもかかわらず全体のバランスが非常によい~

店員さんもきびきび働いているし、愛想も非常によく、私が一人で何が入っているのか?と考えながら難しい顔して食べていたら、「楽しんでる?」とか「おいしい?」などとかわるがわる声をかけてくれる。

平日のメニューは違うみたいだし、ワインの種類も豊富だし、今度はワインと共にお料理を楽しみたい・・・

幸せな気分でお店を後に、海沿いを散歩し、観光地のフィッシャーマンズワーフから路面電車にのり、オーガニック製品のショップが集まっているフェリービルディングへ。

ここは2003年にから近郊の生産者が集まる食のショッピングセンターに生まれ変わり、アメリカのオーガニックブームはここから始まったといわれている。

本当は火・土曜日に開催されている市場に昨日行く予定だったのに、入国審査が長引いて、タイムオーバー。

ま、でも通常営業でも思いっきり楽しめるほど、オシャレでこだわりのお店ばかり。

ワイン・チーズ・チョコレート・パン・オリーブオイル、かわいくディスプレイしてあるフルーツや、キノコ専門店も。

イートインには新鮮な魚を扱うレストランやオイスターバー、そして人気はコーヒーショップ「Blue Bottle coffee

いつみても行列。私も並んでマッキャートを注文。2.7

かわいいキッチンツールのお店もあり、欲しいものが山盛り!!

これからの長旅を考えるととてもじゃないけど、持ち歩くのは不可能なので、泣く泣くがまんをして次のお店へ。

このWhole foods marketは、以前から絶対に行きたかったスーパーマーケット。

1978年創業以来、自然食品店を買収し続け、今では全米270店舗以上もあるという。

店内はものすごく広く、なんでもそろっている。

手に取るもほとんどのものがオーガニック。そしてヴィーガン製品もいっぱい!

需要と供給がしっかりしていると、こんなにも商品が安定するのか・・・

このお店が近所にあるアメリカ人がうらやましい。

食品おたくの私は、すみずみ見たいけど、商品数が多すぎて途中でギブアップ。

とりあえず、あまり荷物にならなくて、今日、明日中にたべれそうなものを吟味して購入。

外に出ると日が落ちているのでびっくり。2時間くらいいたかも。

お店の中では、お茶を飲んだりできるスペースもあり、ゆったりと買い物を楽しんでいる。

私も常連さんになりたいよ~

今日1日、オシャレでロハスなサンフランシスコを楽しんだけれど、日常に使いたいものがあふれていた。

この街は私にとって欲しいものを我慢しなくちゃならないので、精神的によくないかも・・・

2009/12/15

関空⇒北京⇒サンフランシスコ 機内食

12月12日
帰国してから、郡司氏の実家である群馬県沼田へ行って、稲刈りを見たり、温泉へ行ったり、私の実家の滋賀県大津市に戻り、京都で行われた従兄の結婚披露宴に夫婦で着物を着て出席し、ベジタリアンのフルコース料理を特別に出してもらったり、お世話になっている薬効手染めのアルデバランのイベントを手伝うために岡山空港から羽田空港に飛んだ時、ものすごく天気がよくて琵琶湖や富士山が全部みえて興奮状態になったり、香川県高松でも従妹の結婚披露宴があったので、またしても着物で参加し、おもいっきり宴を楽しみ、讃岐うどんも満喫し、その帰り小豆島へより、私が2歳のころから食べ続けている丸善素麺へご挨拶へ行ったり、実家から仕事に通ったり、1歳の甥に遊んでもらったりと、もりだくさんな2か月でした~
というわけで、またしても旅がはじまりました。
今回は、関西空港からの出発。
エアチケットをいろいろと探した結果、エアチャイナの3カ月オープンが安かった上に、サンフランシスコとロサンゼルスがオープンジョー可能(入の到着地と出の出発地が異なるルート)、北京で途中下車可能ということで、帰りに北京も楽しめるというおまけ付き。
いつか中国全土の野菜料理を探求したいと思っているので、北京の野菜料理事情も楽しみ!!
当日は滋賀の実家を朝5時前に出発し関空へ。二人ともほとんど寝ずに用意をしていたので、すでに時差ぼけ。
まずは、北京へ向かう時の機内食です。エアチャイナのHPをみると特別食が何種類もあったので、ちょっと期待気味でプレートを受けとったならば、

なんか載せるの忘れてるのか?それとも抜き取ったのか?と思って郡司氏のを見ても空白があった。ベジタリアンだというと、同じ料理からお肉だけを取り除いてあるパターンが多いから心配したけど。
サラダには、きゅうり、オリーブ、キノコのマリネ。特に味付けなし。ドレッシングもなし。さっぱりとした朝食でした。
近代的で広大な北京空港での、約3時間のトランジット。私は椅子でぐっすりと眠っていた。
そして、サンフランシスコへ10時間のフライト。
サンフランシスコにはアジア以外最大級のチャイナタウンがあるということもあり、ジャンボジェットは満席。
そして、1回目の食事はこちら。

メインのキノコはとろみがついた醤油風味、付け合わせはハッシュドポテト。サラダとフルーツ。
白ワインを注文したのに、運ばれてきたのは食事終了する寸前。何度も頼んだのに持ってくるのが遅い上に、キャビンアテンダントに逆ギレされる!?
2回目の食事はこちら。

タイム風味のラタトゥユに付け合わせはまたしてもハッシュドポテト。そしてパンは餡子入り。袋に入っているのは、ザーサイ。
ラタトゥユは美味しかったけど、予想外のあんパンに食欲減退。ザーサイは手をつけず。
定刻より少し早め11時すぎ、サンフランシスコ空港に到着。
うわさの入国審査へむかう。
愛想のよい審査官にいくつかの質問を受け、両手の指紋を取られ、笑顔で別室へ案内される。
怪しげな旅行者は別室にてもう一度たっぷり聞き取りをされる。ここで何か変なことを言ったりしたら日本へ強制送還。
私たちは短期間で、何カ国も旅行をしてるので、テロと間違われるのでは?と何人かの日本人に言われてた。かなりどきどきしながら、質問に答える。
またしても愛想のよい審査官は、どこへ行くのか?仕事は何か?などと質問。私は、料理の仕事をしていて、各国で料理を調査します。などと答えた。
数分後、審査官は「ボナペティート!」と言って笑顔でパスポートを返してくれ、爆笑にて入国審査終了。
地下鉄でダウンタウンへむかい、予約しておいたホテルにチェックイン。
少し肌寒く、雨が降ったり止んだりする中、情報収集のため観光案内所へむかう。
ここでも、とても愛想よく親切な係員が親身になって相談に乗ってくれる。陽気で親切なアメリカ人。この人達と接するかぎり凶悪犯罪が起きてるとは思えないけど、ここサンフランシスコでも通りによって雰囲気がごろっと変わるので、やはり注意が必要。
ものすごい激しい雨が降ってきたので、雨宿りに入った場所はウエストフィールド・サンフランシスコセンター。9階建で170店舗あり、映画館やスパまであるという巨大施設。地下には15店舗のフードコートがあり、各国料理が手軽に食べられる。
ちょうど、小腹がすいていたので、フードコートを散策していると、ベジメニューが書いてあるハンバーガーショップBISTORO burgerを見つけたのでセットメニューを注文。

豆腐ベースのパテは、みじん切りの野菜がたっぷり入っていて、ジューシーな食感。カリッと揚がったポテトとスプライトのセットで8.4$

このベジバーガーがプレーンタイプで、アボガド入りや、チーズ入りなど10種類くらいメニューがあった。
他のお店もオーガニックと表記されているスープやサラダがあったりと、ロハスの聖地と言われているカルフォルニア州だけあって、その手の事が当たり前になっている。
日本のファーストフード店も、早くベジバーガーをメニューに取り入れないと、国際的に後れをとってるよ~

2009/10/04

フランス パリ マクロビ初体験のお店

9月28日 
ディジョンからパリへ列車で3時間。
2度目のパリは、前回の苦痛な思い出がよみがえってしまう・・・
2003年にイタリア全土を食べ歩き旅行していた頃の私は、暴飲暴食の真っ只中で、とにかく地方料理を食べて、ワインを飲みまくり。それが、人生の喜びであった。でも、その時は、豚肉アレルギーも全盛期で、ひどいときは肉を食べるとめまいがしてたおれたりもしていた。だけど、ヨーロッパにきて豚肉を食べないなんてもったいない!などと思っていたので、食べた後に気分が悪くなるのをわかってても、レストランでの食事を繰り返していた。
そんな時に、パリにきて赤いチェックのテーブルクロスがひいてあるビストロで、テリーヌやら赤ワイン煮込みを食べて、その気分にひたっている直後、お店のトイレで倒れた。どうやってホテルに戻ったのか覚えてないけど、一晩中ベットとトイレを往復して夜を過ごした事を思い出す。
これが、きっかけでもう2度と豚肉食べるのをやめようと思えたほど、辛かった・・・
その翌日は、ふらふらになりながらも、パリの町を散策していた。その時にサンジェルマン・デ・プレ付近の細い路地を歩いてて、なんとなく身体によさそうな雰囲気が漂っていたので、入ってみたのが、ここのレストラン。

そのレストランには、テーブルに醤油とごま塩が置いてあって、店内には昆布やわかめなどの海草が販売されていた。
料理はワンプレートにカラフルな野菜と雑穀がたっぷりのっていた。
なんなんだろうと思いながらも、食べた後は、身体がすっきりしたのをよく覚えている。
その後、帰国して身体の調子を整えるためにマクロビオティクを始めて、菜食中心の食生活へと変更。 マクロビオティックを勉強している時に、読んでいた本の中に、パリで入ったレストランが紹介されていた。ここは、創業30年以上のヨーロッパでも老舗のマクロビレストランだったのだ!
私はマクロビオティックを知らない時から、パリのレストランですでにその料理を体験していたという事。運命を感じた・・・
という訳で、物価高のパリで外食するのを躊躇していたけれど、ここのレストランには絶対に行きたかったので、ランチを食べに行ってきました。
もう一度行って見てビックリ!
何であの時ここにたどり着いたのだろうと思うほど、ややこしい道だった。呼ばれていたとしかおもえないわ。
お店の名前は「GENMAI」。
店内は前とほとんどかわらず、入り口のショーケースには、料理やケーキが並んでいる。

そして、テーブルの上には瓶入りの小豆島の醤油とごま塩が。

まずは、みそスープから。4,2EUR

干ししいたけと昆布のお出汁に八丁味噌、小さな豆腐とわかめが入っていて、刻んだパセリ少々。けっこう薄味です。なつかしいお味噌汁に感動しつつも、なんて高級なお味噌汁なのかしらと思ってしまう・・・

そしてプレートには、豆腐ペーストの入った揚げラビオリ、ビーツがたっぷりのっているサラダ、ひよこ豆のマリネ、玄米、粟、ほんの少しのヒジキとラディッシュの塩漬け、かぼちゃのペースト、カリフラワーとブロッコリーのボイルが。12EUR
マクロビオテッィック料理教室時代が懐かしい~。レシピを忠実に料理している。
味は薄めなので、周りの人たちは、醤油をじゃばじゃばとかけている。そんなにかけたら、醤油の味しかしないのでは?と思うほど。
料理も良かったのだけど、なぜか私は、久しぶりにみた「おてもと」という日本語にえらく感動してしまった。
「箸」という道具に、このような謙虚な言葉をあてはめる日本語の奥深さに涙がでそうになった。
マクロビオティック初体験にしても、この「おてもと」にしても、パリは私にニッポンを再認識させてくれる場所なのかもしれない。

2009/10/01

フランス ディジョン 食通の都

9月26日
モロッコ・マラケシュからフランス・リヨンまでEajyJetで約3時間。
リヨン空港に到着したのは深夜12時。この時間だとバスもないので空港で寝ようと決めていた。
寝場所をさがすために空港内をうろうろしていると、予想以上に椅子やソファで眠っている人が多い。きっと格安航空券は深夜着とか早朝発などになってしまうからだろう。せっかく安い航空券を買ったのに、空港へ行くのにタクシーに乗らないといけないとなると、それなら空港で寝よう!となるのかな。
カフェのソファには老夫婦が先に陣取っていて、そのとなりで眠る事にした。老夫婦の奥さんは、空港で眠る事が嬉しいみたいで、寝ている旦那さんの写真を撮ったりして楽しそうだった。
空港内なので治安は悪くないけれど、やはりあまり眠れないまま朝を迎え、バスと列車を乗り継いでディジョンへ。
食通の都と呼ばれている街を一度見たかったので調べてみると、オーガニックショップの2階にレストランがあることが判明したので、パリに行く前に寄ってもらった。
そんなに大きくない街の中心地、ノートルダム教会が見える通りにオーガニックショップLa marche bioがあった。

広い店内には、パン、野菜、乳製品、肉、化粧品、あらゆるものが何でもそろっている。そして、フランスの物価から見ても値段がそんなに高くない。日本のオーガニックショップだと買うのを躊躇してしまうほど野菜とか値段が高いけど。化粧品やシャンプーなんて日本の半額以下で買えるからいろいろとほしくなってしまう~
買い物の後、レストランl’Emtresolへ

円形の窓から光が入って明るい店内、けっこう広く80席くらいはありそう。
フランス語のメニューを頑張って読むと、野菜だけではなく、魚料理も置いてあるみたい。
英語メニューもないし、店員さんも英語を話さないのでちょっとよくわからないままサラダと本日の料理がついている2皿のコースを注文。9.5EUR
まずは、キノコとナッツのパテ、ニンジンのサラダ添え

パテにはナッツや粟が濃厚なバターとクリームチーズで練ってあり、しっかり炒めたマッシュルームがたっぷり入っている。
何年も前に食べたバターたっぷりのフランス料理を思い出させてくれる濃厚な味。ここまでどっしりとしたパテを作れるなんて、すごい!!
メインのキッシュにはチーズがたっぷり。

付け合わせには、キャベツのクリーム煮、クスクス、ラタトゥユ。そしてほどよい酸味のクリームソース。
この手の料理が得意なフランス。それをBIO食材でつくっているのだから、おいしいに違いない。
付け合わせとソースを混ぜて食べると、これまたおいしい。
久しぶりにバターとクリームたっぷりの料理を食べたけれど、食材がよいので胸やけしない。
さすが食通の都、料理のレベルが高い!!
食事が終わったころ、前の通りからオルゴールの音に合わせて歌声が聞こえてくるので、何かと聞いてみたら、今日はオルゴール祭りらしく、ヨーロッパ中から200を超えるオルゴールがこの町に集合しているという。
町を歩くと、大小さまざまなオルゴールがあちこちに点在していて、幸せな気分。

そして、ディジョンといえばマスタード。お土産屋さんには、いろんな種類のマスタードが置いてある。マイユのお店ではマスタードの量り売りもしていた。

私はバジル入りマスタードを購入。
ディジョンはフランスらしい町といった印象で、歩くにはちょうどよいサイズだし、こだわりの雑貨屋さんも多いし、料理はおいしいし、食通でなくても?おすすめの町です~

2009/09/30

モロッコ ワルザザード ラマダン終了

9月24日
マラケシュからワルザザードまで車で約4時間。
移動日はラマダン最終日。ラマダン終了翌日のお祭りに家族で過ごすため、帰省するモロッコ人でバスは満席だったので8人乗りのミニバスで行く事に。
ミニバスのチケットを販売している人が、どうみても怪しかったので、私服の警官に確認のために質問したら、急に怒り出して、チケットを販売している人を呼びつけ、私達も一緒に取調べ室につれていかれた。
その警官はものすごい剣幕で販売人を怒鳴りつけ、長々と取り調べは続いたのだけど、だんだん弱気になってきたと思ったら、別にその販売人は何も悪い事はしてなかった事が判明。
まぁ、悪い噂の多いモロッコなので私達は安心して予約ができたのでよかったけれど、あれはどうみても断食のストレス発散としか見えなかった・・・
ワルザザードに到着した日、夜に街を歩いていると、美容室はどこもにぎわっている。みんな明日のお祝いの準備をしているようだ。
私達もお祭りが見たいとホテルの人に聞いたけれど、特になにをすることもなく、昼間から家族で食事をするだけだという。
1ヶ月間、昼間に食事ができなかったのだから、明るい時間に食事をするのはさぞかし楽しい食卓だと思う。日本だって昔は、ケとハレの日の食事があって、お祭りのために料理を作ってたはずなのに、今は毎日がお祝いみたいな食事だから、この感覚はもうなくなってしまっている。家族で正装して特別な食事を頂く。大切なものがその時間にあると思う。
私達もラマダン中は少し遠慮して、明るい時間にカフェに行ったりしなかったので、早い時間からレストランに食事に向かうと、正装したモロッコ人(男性のみ)がお茶していた。

皆、和やかそうでよかった。
フランス語のメニューからまずはハリラを注文 8DH

どこのお店にも置いてあり、味は微妙に違う。ここのは具がたっぷり入っていた。
モロッカンサラダ。15DH

美しい盛り付けに感激。
モロッコ料理の定番でもあるオムレツ。こちらはエキゾッチックと名前に書いてあったけれど、なんでエキゾチックなのかはなぞ。40DH

翌日は、往復300Kmのドライブ、バラの街ケランムグナへ。砂漠の中に整備されているくねくねの道を延々と走り続ける。その間、休憩もなしでほとんど飲まず食わず、夕方ホテルに着いたときはへとへとだった。
ホテルに到着するとフロントのお兄さんが、スーパーマーケットではツーリストしかアルコールを買うことができないので、自分達のビールを10本買ってきてほしい、と頼まれた。ラマダン中はアルコールを禁止されているからビールで乾杯したいみたい。いつもの私達ならOK!!だけど、モロッコにきてから私達はアルコール類を飲んでなかった上に、疲れていて買い物にいく余裕はなかったので断った。
イスラム教徒はアルコールの飲酒を禁止されてるけれど、なんだかんだいっても隠れて飲んでる。こそこそしてビール飲まなくてはなんてかわいそう・・・お酒は楽しく飲まないと身体に悪いよ~
私達はシャワーを浴びて、昨日と同じレストランへ向かった。
メニューにサラダが10種類くらい書いてあったので、他のサラダを試すために。
2日続けて食べに行ったので、お店の人は嬉しそうだった。
まずは、ベジタブルスープを注文。10DH

タマネギとジャガイモのピュレにカットしたニンジンが入っていた。あっさりとして美味。
そして楽しみにしていたサラダは、注文したほとんどが今日は無いと言われてショック・・・
アボカドとシブレットとか気になるサラダもあったのに。
昨日からねらっていたニンジンとオレンジのサラダはあったので注文。15DH

何これ?ジュース?というかジュースだった。
千切りのニンジンに絞ったオレンジ果汁。特に味付けはなし。デザートだと思うとおいしいジュースだ。
スープの後にニンジンジュースは水分取りすぎ・・・
そして、野菜のクスクスが運ばれてきた時には、これは本当に1人前なのかと心配するくらいにビッグ。30DH


前回同様、なめらかなクスクスはおいしいけれど、二人でも食べきれないボリューム。付け合せのスープにはジャガイモ・ズッキーニ・にんじん・かぼちゃなどの野菜がたっぷり入っている。しばらくクスクスは食べなくてよいかも・・・
 ワルザザードから山越えしてマラケシュに戻り、夕方にフナ広場へ行くと、観光客が3~4倍くらい増えてる気がした。ラマダン中はツアーも控えてるのかしら?休業してるお店も多いし。
先日、ものすごいテンションだった屋台のお兄さんに通りすがりに挨拶すると、再会を懐かしんでくれる普通のよい人になっていた。やはりあの異常なまでのテンションはラマダンのせいだったのか。
モロッコ滞在中にラマダン中とラマダン後が体験できてよかった。
年に1ヶ月間も食べたいのに食べれないという期間を持っているイスラム教徒は食べる事を慈しんでいると思う。もし日本で国民全員1週間日中断食とか決まったら、日本人の食に対する意識は変わるのだろうか?

2009/09/25

モロッコ マラケシュ モロッコ料理の定番

9月18日
カサブランカ駅前はラマダン中ということで、閑散としていたけれど、マラケシュのフナ広場のカフェやレストランは昼間でも営業していた。
でも、モロッコ人は断食中で何も食べずに広場でお祈りをしていたりするのに、テラス席に座ってその光景を見ながら、飲み食いするなんてちょっと心苦しい。
ラマダン中は断食以外にも禁煙、肌をみせないなどのきまりもあるのに、裸みたいな格好でたばこ吸いながら歩いている西洋人を見ると、ラマダン中にモロッコにきているのだからもう少し気をつかえば?と思ってしまう。
だからといって私達も何も食べない訳にはいかないので、広場から少し奥に入ったレストランで食事することに。

木製のモロッコ家具と壁の絵がエキゾチックな店内。

まずはモロッコパン ホブス

ほんのり甘く、ほどよい弾力がありシンプルながらも味わい深い。
そしてモロッカンサラダ。

ほんのりクミン風味で小さくカットしたトマト、タマネギ、ピーマンにパセリがたっぷり。さっぱりしていておいしい~
モロッコの伝統的なスープ ハリラ

ラマダン明けにまず食されるというくらい栄養価も高くやさしい味わい。ショートパスタ、緑レンズ豆、ひよこ豆が入っていてこれだけでもボリューム満点。
タジン鍋で運ばれてきた野菜のクスクスは、付け合わせのスープをかけていただきます。

このクスクスは超なめらかなのでびっくり!!スープをかける前でもなめらかな舌触りだったのに、スープを吸いこんだクスクスはさらになめらか。フランスや日本でたべたものとは全く違うもののよう。
ニンジン、ズッキーニ、ジャガイモもやわらかく蒸されているし、あまり噛まなくても飲み込めそうなくらい。
そして郡司氏が注文したチキンと野菜のタジンは蓋を開けた瞬間に思わず歓声が。

たっぷりのオリーブと立てかけてある野菜の中に、やわらかく蒸された鳥肉が入っている。
これだけ野菜を一緒に食べるなら体にもよさそう。
このセットにはデザートも付いていて、少し甘めの自家製ヨーグルト

シナモンシュガーのかかったオレンジ。

ミントと共に食べるとさっぱり!これは簡単で見栄えもよいので、家庭でもすぐに真似できそう。
スパイスを多様に使うモロッコ料理だけれど、スパイスが主張せず素材の味を生かしているので、どの料理も食べやすく、やさしい味わい。
いろんな民族と、フランスの植民地だったことも影響されて、モロッコ料理はかなり洗練されている。
お昼からこのボリュームで一人65DH。ヨーロッパからくるとありがたい金額。
その後、夕方のラマダン明けのサイレンを聞いてからフナ広場へ。
やはり昨日と同様、モロッコ人は嬉しそうにナツメやゆで卵、ハリラを食べていた。
私達はお昼に食べすぎたので、スープの屋台で簡単に夕食。

ここでのメニューはハリラと大麦粥のみ。3,5DH

大麦粥はほんのり塩味で、オリーブオイルとオレガノを仕上げにかけてくれる。
これがもう最高に私好み!!モロッコ人はなんでこんなにシンプルでおいしいものを知っているの~
そしてここでは、蜂蜜のたっぷりかかったかりんとうのようなものと一緒にこのスープを食べている。
これが、また両方の味を引き立ててくれる。それはぜんざいと塩こぶの関係性のよう。
あなどれないモロッコ料理。
夜はラマダン明けのモロッコ人(男性しかいないけど)も嬉しそうにタバコを吸いながらカフェでまったりしている。こちらも気兼ねなくお茶できるので、食後にはモロッコの定番、ミントティーを。

モロッコ人はミントティーが大好き!そして屋台やホテルでも無料でミントティーを出してくれるので、1日に何度もミントティーを飲むことになるのだけれど、めちゃくちゃ甘い。砂糖の量は半端でない。
ここは別添えなので安心。
だってこんなに砂糖を毎日取っていて大丈夫なの??