2011/06/07

放射能時代にむけて~若杉おばあちゃんのおはなし

先日、京都市内で行われた若杉おばあちゃんのイベントに参加してきました。

京都の綾部で築150年の古民家に住み、野草を摘み、畑で野菜をつくり、五右衛門風呂と囲炉裏の自給自足生活をするかたわら、「野草料理」を通じ、現代人の心身の危機を訴え、食や生活を通して元気を取り戻す智恵を伝えているパワフル全開の超元気おばあちゃまです。

広島や長崎に原爆が落とされた時にも、玄米・味噌汁・梅干しを食べ続けた人は、原爆病から守られたとされています。

日本が誇る発酵食のお味噌は、チェルノブイリの時にも大量に現地に送られています。

一体何が安全でどうなっているのかわからない時代に突入していますが、身体の毒素を排出する食事方法のひとつとして玄米菜食を生活に取り入れることをおススメします。なるべく伝統的な作り方の発酵食品と海藻を多く食べましょうね。

おばあちゃんのおはなしでは、放射能がついているかも・・・と思われる野菜は、水桶に炭を入れてそこでじゃぶじゃぶ洗い、茹でる時も、鍋に炭を入れ、ご飯を炊く時も、炭をいれたらええよ~。そして、家中に炭おいといたらよい!!との事です。桜沢如一先生の食養を勉強されているおばあちゃんは、放射能は陰性なので、食事は陽性気味にとおっしゃってました。

日本の伝統的な暮らしには大切な知恵がいっぱい詰まっています。私もなるべく生活に取り入れて毎日をすごそうと思っています!!

それにしても、この放射能の問題に関しては、ものすごく温度差があることを感じている人が多いのではないでしょうか?

私は、この度の震災が起きる前までは、原発の問題を考えた事はほとんどなく、なにも知らないままに過ごしていました。

まさか日本にこんな時代がくるなんて・・・

放射能は、勉強すればするほど、恐怖心でいっぱいになります。でも、だからといって無関心ではいられません。なにも知らずに過ごしている事で、何もしらない子供達や、私達の未来をつなげてくれる新しい命を守る事ができないからです。

そのためには、やはり放射能に関する情報は必要です。残念ながら、政府や新聞、マスメディアの事を100%信じるのは難しい現状ですので、あらゆる角度から見つめてみましょう。

こちらのサイトは、必要な情報がわかりやすくまとめてあるのでおすすめです。

地球と7世代先のこどもたちを元気にしていく情報発信サイト

こちらの本は、読みやすく内容も充実しています。

これから何年続くかわからない放射能時代を生き抜くために毎日の生活を工夫して、分かち合える仲間をいっぱい作って、いっぱい話合って乗り越えましょう!