2009/12/16

アメリカ サンフランシスコ ロハスな1日

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雪降るヨセミテ国立公園に朝早くでかけて行った郡司氏を見送って、今日は一人でサンフランシスコ市内をお散歩。

やはりアメリカ西海岸といえば、LOHAS(健康と持続可能性のライフスタイルの略)

初めてロハスの言葉を聞いた時はなんじゃそりゃ。と思ったけれどこんなにこの言葉が流行るとは以外だった。以前は、健康志向おたくか、土の香りのするヒッピー風な感じの人が多かったけれど、内容は同じでもセレブなイメージになっているのだから不思議。

この日の昼食は事前に調べておいたベジタリアンレストラン「Greens」へ。

このGreensは、1979年創業というサンフランシスコでも草分け的な存在のレストラン。開業当時、サンフランシスコ禅センターに協力してもらい、薬膳料理のようなメニューを提供していたという。

Fort Meisonという倉庫をショップやギャラリーに改造して使用している一帯にそのお店はあった。

ヨットハーバーの横にあり、ゴールデンゲートブリッジが見渡せる素敵な場所。

倉庫の雰囲気を残したシンプルな入口を開けると、

まずはGreens to goというテイクアウトのコーナーが。

サンドイッチやサラダがあり、ここで購入して海沿いで食べたり、近くの公園で食べても楽しそう。

店内にはオブジェやカウンターに木がふんだんに使われていて、海が見える大きな窓からは明るい日差しが注がれている。

100席を越える客席はほぼ満席状態。

日曜日はブランチメニューのみで、1030分から14時までの営業。

メニューは、前菜、スープ、卵料理、サンドイッチ、フレンチトーストなど軽めのメニューが中心。

その中から食べ応えのありそうなトウフのグリルを注文。16$

付け合せには、キヌアの中にたっぷりのドライベリーとアーモンドが入っている。プチプチ食感のキヌアにベリーの甘みがほどよく調和している。

竹串には、マッシュルーム・パプリカ・玉ねぎ・ヤム芋・じゃが芋・ニンジンなどの野菜に、醤油でマリネした豆腐がさしてあり、グリルしてある。それには、フェンネルのみじん切りがたっぷり入ったカレー風味のソースがかかっている。

これぞカルフォルニア料理!!といったイメージ。

野菜の味もさることながら、いろんなものが1皿に乗っているのにもかかわらず全体のバランスが非常によい~

店員さんもきびきび働いているし、愛想も非常によく、私が一人で何が入っているのか?と考えながら難しい顔して食べていたら、「楽しんでる?」とか「おいしい?」などとかわるがわる声をかけてくれる。

平日のメニューは違うみたいだし、ワインの種類も豊富だし、今度はワインと共にお料理を楽しみたい・・・

幸せな気分でお店を後に、海沿いを散歩し、観光地のフィッシャーマンズワーフから路面電車にのり、オーガニック製品のショップが集まっているフェリービルディングへ。

ここは2003年にから近郊の生産者が集まる食のショッピングセンターに生まれ変わり、アメリカのオーガニックブームはここから始まったといわれている。

本当は火・土曜日に開催されている市場に昨日行く予定だったのに、入国審査が長引いて、タイムオーバー。

ま、でも通常営業でも思いっきり楽しめるほど、オシャレでこだわりのお店ばかり。

ワイン・チーズ・チョコレート・パン・オリーブオイル、かわいくディスプレイしてあるフルーツや、キノコ専門店も。

イートインには新鮮な魚を扱うレストランやオイスターバー、そして人気はコーヒーショップ「Blue Bottle coffee

いつみても行列。私も並んでマッキャートを注文。2.7

かわいいキッチンツールのお店もあり、欲しいものが山盛り!!

これからの長旅を考えるととてもじゃないけど、持ち歩くのは不可能なので、泣く泣くがまんをして次のお店へ。

このWhole foods marketは、以前から絶対に行きたかったスーパーマーケット。

1978年創業以来、自然食品店を買収し続け、今では全米270店舗以上もあるという。

店内はものすごく広く、なんでもそろっている。

手に取るもほとんどのものがオーガニック。そしてヴィーガン製品もいっぱい!

需要と供給がしっかりしていると、こんなにも商品が安定するのか・・・

このお店が近所にあるアメリカ人がうらやましい。

食品おたくの私は、すみずみ見たいけど、商品数が多すぎて途中でギブアップ。

とりあえず、あまり荷物にならなくて、今日、明日中にたべれそうなものを吟味して購入。

外に出ると日が落ちているのでびっくり。2時間くらいいたかも。

お店の中では、お茶を飲んだりできるスペースもあり、ゆったりと買い物を楽しんでいる。

私も常連さんになりたいよ~

今日1日、オシャレでロハスなサンフランシスコを楽しんだけれど、日常に使いたいものがあふれていた。

この街は私にとって欲しいものを我慢しなくちゃならないので、精神的によくないかも・・・