香港空港での始まりはお粥から。
チェーン店のお粥屋さんは食欲旺盛な香港人で早朝より賑わっている。
私は白粥、郡司氏はピーナッツ、お肉、イカ、揚げパンが乗ったお粥とヤキソバのセット。40HK$(約500円)
熱々でとろとろでクリーミー。
朝からお粥ともちのセットなどをぺろりと食べている香港人。たくましい~
その後、バスに乗って尖沙咀 (チムシャチョイ)のホステルへ。
ネットで探していたからどんなところにあるのか全くしらなかったのだけど、香港一安宿が集まる重慶大厦(チョンキンマンション)内だった。
この他民族雑居ビルと呼ばれる重慶大厦は、AからE棟まである17階建てのビル。
予約していたホテルの対応が悪かったのでキャンセルして、別のホテル探し。
安宿は山盛りあるので選びたい放題。
探し当てたホテルは、日本のガイドブックにこのビルの中でもよいホテルと紹介されていたところ。
さすがに長く旅をしているとそこらへんの勘はよくなる。
ランチには、上海で最も人気のある素食レストランの香港支店、功徳林上海素食へ。
素食とは、中国語で菜食の意味。
近代的なビルの7階にあり、オーシャンビューで、高級感漂う店内。
メニューを見ているだけでも大感動な料理の数々。
まずはプーアル茶を飲み、ピーナツ・ザーサイ・キュウリ・豆腐の入ったピリ辛付き出しを食べながら料理を待つ。
最初に運ばれてきたのが、坦々麺。28HK$
細かく刻んだナッツ類、濃厚な練りゴマがクリーミーな辛いスープ。
小龍包(ショウロンポウ)28HK$
熱々のとろとろの中身は超細かく刻んだタケノコとグルテンミート。
ハルマキ20HK$
海老芋と疑似鶏肉炒め68HK$
シンプルなのに奥行きのある料理の数々。
お茶と共に頂くとさらに味が広がっていく感じがたまりませぬ~
至福の一時でございました。
食後には中国茶葉をもとめて重慶大厦(チョンキンマンション)内にあるCke重慶站の茶藝樂園へ
こちらは安心して飲める中国茶を提供してくれる数少ないお店のひとつ。店員さんは英語まじりの日本語でお茶のレクチャーを丁寧にしてくれます。
最高級の鉄観音茶や35年物プーアル茶を試飲。
プーアル茶は樹齢や産地などで価値が変わるという。
年代ものは高級すぎるので、普通のプーアル茶とジャスミンティーの工藝茶・千日紅香片を購入
帰国して落ち着いたらゆったりとお茶会したい!!
翌日は、テイクアウトのできる素食のお店へ。
ホンモノそっくりなベジミートが何種類も並ぶ。
朝食にお粥を食べた直後だったので軽めに 1つ3HK$
湯葉包み、透き通る皮の餃子は歯ごたえのよいレンコン入り、葉に包まれているのはあっさり味の饅頭。
都会のオアシス九龍公園で太極拳を見ながらいただきます~
ちなみに私は24式太極拳3級です。
香港最後の食事は悩みぬいた結果、先日と同じ功徳林上海素食へ。
だってもう一度坦々麺食べたかったので・・・
そして、日本でなかなかできないラーメンライス餃子付きというオーダーに。
日本でこのレベルの味を提供してくれるところはあるのでしょうか??
大勢でこの店に食べに来て、円卓に料理をたくさんならべたい!というのが夢。
この長い旅の締めくくりとして、十二分に満足な香港食べ歩きでした~