メキシコシティからビジャエルモッサ、メリダと1日おきに10時間くらいバスに揺られている。
メキシコのバスは、座席も広く休憩もほどよくあるので、そんなに辛い移動ではないけれど、タイミングよく食事ができないので、トスターダやチップスでお腹を満たすしかない。
チェチェンイツァー遺跡の拠点の町メリダには、夕方到着したのでバスターミナル付近のレストランにて食事を。
レストランの入口に料理が並べてあったので、お肉の入ってないものを下さい~とお願いすると
トウモロコシの粉を練ったものの中に、チレとチーズをいれて、トウモロコシの皮で包んで蒸している料理、タマレスを持ってきてくれた。12ペソ
タマレスは、メキシコやグアテマラなどマヤ文明ゆかりの地ではポピュラーな食べ物。
淡白な味で、トウモロコシ粉がけっこう喉に詰まる。
郡司氏は、バナナの皮で包み、中に鶏ミンチが入っているタマレスを注文。15ペソ
温め直す時に大量に油を使って焼いたから?とてもかたい仕上がりのよう。
トルティーヤにチーズをはさんで揚げたエンパナーダス10ペソ
揚げたトルティーヤにチーズやキャベツがのったトスターダス8ペソを注文
頼んだ料理が、ほとんど油っこかったので、食べてて疲れちゃった。
マヤ文明のピラミッドの壁にもかかれているトウモロコシ料理。そろそろ、トウモロコシ粉食べ飽きたかも・・・
この日、メリダは公現祭(人としてこの世に現れたイエス・キリストが神性を人々の前で表したことを記念するキリスト教の祭日)の前夜祭で、広場でショーが催されていた。
マヤ文明からスペインの侵略、そしてキリスト教に移り変わる様子を、平和なイメージで演じられていたのが、印象的だった。
そして、トゥルム、パレンケへと何時間もバスに揺られて移動、到着後は朝から晩まで遺跡巡り・・・
遺跡の周辺には食事するところがなく、まともに食事できない日々がつづく。
パレンケでは、雨が降っていたこともあって、私はホテルでお留守番をすることに。
メキシコ料理で、肉抜きとなるとけっこう限られていて、乳性品を食べる回数がかなり増えるので、ちょっと休憩。
久しぶりにワールドクッカーで白米を炊きました。
アヴォガドにわさび醤油をかけて食べる日本のお米。たべてて落ち着く~
メキシコでも付け合せにパラパラのライスが付いているけれど、やはり日本のお米は違う!!
そして、ジャガイモとわかめのお味噌汁、とろろ昆布と共に。
やっぱり、これがいいよね~と、二人とも大満足。
普段そんなに日本食が恋しくなることはないのだけど、ご飯と味噌汁という組み合わせを食べた途端、日本に帰ったらあれ食べよう、これ食べようなどという会話がとまらない~
やはり私達はお米の国の民なのだとつくづく思うのだった。