1月22日
エルサルバドル・サンサルバドルからニカラグア・マナグアまでバスで12時間。
バスは早朝5時前に出発。マナグアに到着するまでほとんど休憩もなく、単調な道を延々と走り続ける。この辺りは治安が悪いからなのか夜行バスがない。日中12時間の移動はけっこうきつい・・・
ようやくマナグアに到着すると、やはりバスターミナル付近は治安が悪い。急いでタクシーに乗り込みグラナダ行きのバスターミナルへ向かい、1時間後にはグラナダに到着していた。
ニカラグア湖畔でコロニアル建築な町並みは観光客でにぎわっていた。
若干、治安の悪さを感じながらも、先日のサンサルバドルやマナグアの有刺鉄線や鉄格子に囲まれた建物を見てきた私達はようやく解放されたような気分だった。
メイン通りは歩行者専用になっていて、夜遅くまでにぎわっている。
テラス席でゆったり夕食を食べるなんて久しぶりだね~と思いながら、私達は珍しくPIZZAを食べることにした。60c$(約450円)
世界中にどこにでもあるピザ屋。ナポリのピザをこよなく愛する私は他の国でめったに食べないのだけど、二人とも精神的に疲れてたのかピザでもたべようという気分になっていたみたい。
翌日は、ベジタリアンメニューの取り扱いもあるレストランEl Garajaへ
メイン通りから少し離れたところにあるからなのか、この重厚な入り口にためらいながら扉を開けると、店内は明るい内装になっていて、観光客でにぎわっている。
このお店はオープンキッチンになっていて座席からも調理しているようすがよく見える。
奥さんがメインで料理をしていて、旦那さんがオーダーをとったり料理を運んだりしている。なんだかお知り合いのお家にお邪魔しているようでいい感じ。
黒板に書いてあるメニューからベジタリアンケサディーヤとテリヤキヌードルを注文。100c$
焼き立てのトルティーヤにはさまれたチーズとたっぷりの野菜。サラダのドレッシングはほんのり甘口、トマトサルサもさっぱりして美味。
テリヤキヌードルについている前菜のサラダ95c$
そしてテリヤキヌードル
野菜(特にセロリ)たっぷりで醤油味のヌードルがなつかしい~
料理上手な奥様の愛情のこもったランチに大満足!!
その翌日、淡水湖に浮かぶ世界最大の島、オメペテ島に向かう。
ローカルバスと船を乗り継ぎ、14時ごろにオメペテ島に到着。
郡司氏がバイクをレンタルしてきたので、オメペテ島をツーリングすることに。
二つの火山、穏やかなビーチサイド、美しい湧水があったり、牛の群れの中に突入したりと楽しいツーリングだったのだけど、島のほとんどが未舗装というけっこうハードな行程だった。全身ほこりまみれになりふらふらした状態でホテルにたどり着いた。
シャワーを浴びてからの夕食は、宿泊してるホテルのレストランで。
カラフルな店内は若者でにぎわっている。
まずはガジョピントを注文。35c$
こちらはニカラグアの郷土料理。赤豆とお米はまるで赤飯のようだけど、けっこうぱさついている。付け合わせのサラダと共に食べるとしっとりして食べやすい。
そして、インディオビエホのベジタリアンヴァージョン。35c$
本来インディオビエホは肉の煮込み料理なので、絶対に食べることはないだろうとおもっていたのだけれど、ここではレモン風味のさっぱりしたタマル(トウモロコシ粉を蒸したもの)の上に野菜のトマト煮込みと豆をかけたものが登場。
観光客が多いだけあって、ちゃんとベジメニューを用意してくれているのがありがたい。
グラナダでは、ニカラグア料理を食べなかったのでここでちゃんと食べれてよかった~
食後は湖畔までお散歩。おだやかな風が心地よい。
滋賀出身の私は琵琶湖の風をなつかしく思い出す。
島民ものんびりしていてゆったりとした時間がながれている。
もっとここにいたい~と思える素敵な島でした。