2月28日
チリ・サンチャゴからアルゼンチン・メンドゥーサまで6時間くらいで到着すると聞いていた。
ところが、標高4000mくらいのところにあるアルゼンチンイミグレーションで3時間も待たされた。
何のためにこんなに時間がかかるのかわからぬ。荷物チェックもなかったのに・・・
予定時間をかなり過ぎて、メンドゥーサに到着したのは深夜12時をまわっていた。
夜遅かったからなのか、何件もホテルに断られ、町はずれのホテルにようやくチェックイン。
町中をタクシーで走ったおかげで、おおきな看板のベジタリアンカフェを見つけたので、翌日ランチを食べに行った。
緑豊かなメンドゥーサは、歩道が広くそこらじゅうにオーブンカフェがいっぱいあり美しい町。
少し早めについたのでテラス席で待っていると、The Green Aplleは定刻を大幅におくれてオープンした。アルゼンチンは時間にゆったりとした人が多いみたい。
カラフルな内装の店内の真ん中に料理が並べられている。
アルゼンチンには、食べ放題のレストランが多くあるようで、こちらのお店もそのスタイル。
お店で食べるには1人28ペソ。持ち帰って食べる場合は量り売りになるようで、レジには計量器がおいてある。
シンプルな料理は手作り感があふれている。
イタリア移民が多いとのことで、アルゼンチンではパスタやピザは日常食になっているらしい。パン粉で焼いたナスに醤油をかけてたべたらかなりおいしかった~
しっかり炒めたキノコがたっぷりはいったエンパナーダも今までたべたエンパナーダでNo1!
右側が料理担当のクリスティーニ。旦那さんがホール担当。
慣れない素振りが妙に家庭的で、お料理上手なお宅におじゃましているような雰囲気がGOOD!
1時間近く待たされたけど、おいしい料理だったのでよかった・・・
その後メンドゥーサからサンファン経由でタランパーヤ国立公園の拠点サンアグスティンへ移動。
サンアグスティンでは1泊して、国立公園のツアーに参加した後、長距離バスの発着が多いサンファンへ。
サンファンでも、ベジタリアンレストランSoyChuがあったので、そちらへ夕食を食べに出かけた。
メルヘンティックな内装で、入口には自然食料品が販売してある。
こちらも食べ放題のお店で、案内してくれた店員さんがAll you can eat!と言っていた。
全部で30種類くらいある料理は、全部試すことができませんでした~1人22ペソ
とりあえず、冷菜と温菜をお皿にとってみた。
全体的に薄味で、あっさりした仕上がり。豆や穀物中心の料理なのでそんなに大量には食べれない。欲張らずに八分目くらいでごちそうさま~
外がえらく賑やかだなと思っていたら年に1度のフェスタのようでディズニーランドのエレクトリカルパレード手作り版みたいなパレードが始まっていた。
町内ごとにパレードをしているようで、町1番のきれいなおねえさんがお姫様のように手を振っている。
もともとは豊作のお祭りだったのか、耕運機が先頭で電飾のステージを引っ張っていた。
なかなか面白いパレードでした。
ホステルに戻ると、スタッフの誕生日パーティに誘ってもらった。
屋上では30人くらいでワインを飲んだり、バーべQを楽しんでいた。
疲れているのでお先に失礼したけれど、パーティは明け方まで続いていた。
この日の明け方にチリ地震が起こっていたのだった。この辺りも揺れてたらしい。
今回の旅では、マチュピチュ遺跡の土砂災害、チリ地震と災害地の近くにいる事が多かった。
ちょっとした日程の違いで、被災者になっていたかも知れないことを思うと、他人事ではない。
被災地の1日も早い復興をお祈りします。