2009/07/16

イタリア ナポリ ピッツア三昧!

フェリーの中で8年ぶりのイタリアに胸をときめかせながら、ギリシャ・パトラ港からイタリア・バーリ港まで14時間。
きれいになっていたバーリ港は、観光に力をいれてるらしく、立派なツーリストインフォメーションができていた。
私はとにかくイタリアが好きだ!
イタリアの空気を吸っているだけで満足なくらい好き。
たとえ公共交通機関がいい加減でも、日曜日に全部のお店が閉まっても、相手が理解してなくても、えんえんと一生懸命イタリア語でぺらぺら話しかけられても、全部OK!!
8年ぶりにイタリアに到着しても、その気持ちは変わってなかったので、何もしなくてもすでにしあわせ~
到着した日は、日曜日。
町中全部休み!電車まで運行しないなんてさすがだ。
とりあえず、開いているのは駅前にあるマクドナルドとピザのお店だけだったので、カルッツオーネを食べた。1.3EUR


郡司氏がマテーラに行っている間、私はひとりで海沿いを散歩したりして時間を過ごしていた。
イタリアの場合、女の子一人で歩いていると、通りすがりのおじいさんとかにやたら話かけられて、けっこう忙しい。
適当に挨拶する程度だとひまつぶしにはちょうどよい。
21時を過ぎたころ郡司氏が戻ってきたら、駅前で無料配布のご飯を食べてきたのでお腹いっぱいだ~などと言っている。
貧しい人のために配っているご飯を、なんとなく除いていたらもらえたという。
私はお腹すいてるので、結局お昼と一緒のお店で、切売のピザ2EURを食べた。

翌日、列車とバスでガルガーノ岬へ。
海が見渡せるモンテサンタンジェロの町並みは、まるで迷路のように道が入り組んでいる。バスの本数があまりないので、教会への往復くらいしかできなかったけれど、次にイタリアに来た時には、こういう小さな街でゆっくりしたいなぁ。
ナポリには、21時すぎに到着。ホテルのチェックインをすまして目指したのは、ナポリピッツアの超有名店ダ・ミケーレ。
以前、イタリアにいた時にナポリは治安が悪いから避けていた。だけど、出会った日本人の女の子から、イタリアでピザはどこでも食べれるけれど、ナポリのピザはそれらとは全くちがうのよ。それは、日本ではうどんがどこでも食べられるけれど、讃岐のうどんは違うのと一緒よ。という名言をきいてしまったのでナポリに行くしかないと思い、最初に食べたのがこのお店。
ちょうど晩御飯の時間だったので、お店の前にはお客さんがあふれている。

この日はどこかの国のVIPが警察の護衛付きで食べにきていた。
整理券をもらって、1時間以上待ってようやく着席。

メニューは、マルゲリータとマリナーラの2種類のみ。
マルゲリータのノーマルサイズを注文。4EUR

ナポリのピザはのどごしが全然ちがう。トマトソースとモッツァレッラチーズと生地の一体感がたまらない~
やっぱりナポリのピザは最高だ~
翌日のお昼は、なつかしのテイクアウトのピザ1EUR。

これをナポリにいる間あきもせずに毎日食べていた。

ちなみにこの看板のお店は、ナポリピッツァ協会(Associazione Verace Pizza Napoletana)』が認めたという目印。日本でもこの認証を取っているお店が何件かある。まぁ、これがあるから絶対においしいのかどうかはわからないけれど。
さすがに郡司氏はピザもういらないとかいっているけれど、次いつこれるかわからないのだから最後にもう1回ピザ食べさせて~ということで、ナポリ最終日、ホテルからも近かったのでもう一度ダ・ミケーレに食べにいった。
贅沢してダブルモッツァレッラチーズ5EUR

お昼から食べすぎ~と思ったけれど、周りのイタリア人はこれより大きいサイズを注文したり、2人で3枚食べたりしている。
さすが、食べる事を愛するイタリア人は、太ることを恐れたりはしていない。
もうこれで満足?と聞かれたけれど、明日ピザでも全然平気!!
ナポリのピザはあきませぬ。