2009/08/13

スコットランド インヴァネス たまには一人で

8月9日
ンからスコットランド・インヴァネスまでバスで12時間。お昼すぎに到着してルイス島行きのフェリーに乗るためにアラプールまでさらにバスで2時間。
ようやくたどり着いてツーリストインフォメーションでルイス島の情報を集めると、大きなお祭りがあるので、ホテルは満室で泊まれないという。
しかも、アラプールのホテルも満室だし、翌日は日帰りでルイス島に行くことはできないという。
こんな北のはてまできて引き返すなんて絶対にいやだ~ということで、野宿覚悟でフェリーに乗った。
ルイス島のストーノウェイに到着し、郡司氏が街中のホテルに訪ねまくって宿泊できるところを探してきてくれた。
そのホテルも満室だったけれど、無理を言って普段使ってない部屋に泊めてもらうことになったという。

かわいらしいホテルでチェックインすると通されたのは非常口の奥。

スタッフ用の部屋で荷物置き場にしていた部屋を急きょ掃除して泊まれるようにしてもらった。
日中でも20度を超えることのない寒い島で野宿しなくて済んだし、宿代もディスカウントしてくれたし、ありがたい~
せっかくなのでお祭りを見に行くと、ライトアップされたルース城の前でバグパイプのグループの演奏が催されていて、スコティッシュの正装をした人が大勢いた。

BARコーナーの野外のテントでは、演奏を終えた人が、ビールをのんで楽しそうにしていた。

部屋に戻ると窓からちょうど花火も見え、当初の不安も忘れて感動的な1日となった。
翌日、インヴァネスの町まで戻り、そこで1泊することにしたのだけれど、ここでもホテルが満室で何軒も断られた。
この時期のスペイン・ポルトガルはヴァカンスでホテルの確保が難しいと聞いていたので、ルート変更して北上してきたのに、観光地はどこも賑わっているのか・・・
ネッシーで有名なネス湖もこの町からすくそばにあったりと、インヴァネスは北スコットランドの観光の拠点になっているみたい。こんなに観光客が多いなんて知らなかった・・・
またしても町中を駆け巡り、ホテル探し。
なんとかB&Bのホテルにチェックインすることができた。
翌朝、郡司氏はオークニー諸島のツアーに早朝から出かけて行った。
私はこの町にのこって、安宿探しと、チケットの手配をすることになったので、チェックの内装がかわいらしい食堂で、ゆっくりとスコティッシュブレックファーストをいただく。

焼きトマトとスクランブルエッグにトースト。クッキー・シリアル・ヨーグルトも置いてあり、朝からお腹いっぱいに~
その後、ホステルに荷物を移動したり、バスターミナルに行ったりしていたら、2時をすぎていた。川沿いにある雰囲気の良いレストランのセットメニューがお手頃な値段だったので、そこでランチを食べることに。

それぞれ10種類のメニューから、前菜とメイン料理を選べるのだけれど、ベジタリアン料理は、1種類づつしかなかったので、そちらを注文。ベジメニューが置いてあるだけ、ありがたい。5,9GBP

ニンジンのポタージュは、塩加減もよくやさしい味わい。

ナス・ズッキーニ・豆のトマト煮込みにフェンネルとサワークリームがかけてあり、具沢山のトマト煮込みは辛味があってご飯によく合う。
そして、別皿にたっぷりの温野菜が。

ほどよい硬さに茹でてある野菜は、甘味があっておいしい~
3階建てのレストランが満席になるほど人気があるのがわかる!
大満足なランチでした~
そういえば、こんな風にお洒落なレストランで一人でランチを食べるなんて、何年ぶりかしら?
たまにはこういう時間が必要!?
なんとなく罪悪感があったので、お詫び?に夕食は郡司氏の好きなカレーにすることに。
狭い共同キッチンで煮込み料理をするのは迷惑になるので、野菜カレーの缶詰を購入。
ジャガイモ・ニンジン・グリーンピースがたっぷり入ったカレーは、日本の子供用カレーくらい薄味だったので、唐辛子で辛味をつけなくては。
にんにく・唐辛子・オリーブオイルで玉ねぎをしっかり炒めて、トマト・パプリカを入れ、カレーを入れて煮こむ。
茹でたジャガイモには、チリソースをかけて付け合わせに。
仕上げにインディカ米の上にピーナッツとレーズンをのせて出来上がり。
お腹をすかせて帰ってきた郡司氏は、作った分を完食。
一人の食事もいいけれど、作った料理をいっぱい食べてくれる人がいるのは、作りがいがあって嬉しいね。