2009/09/09

ポルトガル・リスボン オーガニックショップ

9月2日
リスボン市内をうろうろと散歩していると、オーガニック食材店CeleiroDietaを発見!

一瞬、薬局かしらと思って覗いてみたら食材が販売してあるので早速入ってみた。
店内は意外に広く、1階は食料品と健康食品、2階は書籍とアロマテラピーのサロン、地下にはセルフサービスのベジタリアンレストランまである。

ここのお店のコンセプトが自然と共に健康になろうということらしく、薬剤師さんも常駐し、糖尿病のことやマクロビオティックの相談を受け付けている。
健康おたくにはたまらない場所。
食材コーナーにはお洒落な海草類やおなじみベジミート。

書籍コーナーにはポルトガル語のSUSHIの本や、YOGA、OSHOといったスピリチャル系まで充実している。
ヒーリンググッズの中になぜか亀の子たわしが。

使い方を間違ってるのではないかと心配・・・
1階のレジ前にお惣菜コーナーがあったので見ていると、玄米の入ったお弁当らしきものが販売されているので、思わず購入。4.9EUR

内容は、玄米、金時豆、空豆、人参がはいっていて、大きなベジミートが2枚入っていた。

ポルトガルでは野菜の感覚でお米をたべているので、主食という感じではない。
野菜は特に何の味付けもなく、塩味。ベジミートもドイツに比べると味おとりしてしまう。
全体的に喉につまりそうなお弁当。ちょっと残念。
翌日、地下にあるRestaurante Naturistaでランチを。

何品かの野菜料理をのせてもらえるセットや、ガラスケースの中からキッシュ、お惣菜、デザートを選んだりできる。
ポルトガル語がいまいちわからないままにあれこれいってたら、にこにこして大きなお皿にどっさりと入れてくれた。5,9EUR

サヤインゲンと人参のマリネ、白いんげん豆煮、ターメリックライス生コリアンダー入り(コリアンダーの原産はポルトガル)、蕪・玉ねぎ・にんじん入り炒り豆腐は甘い野菜の味が豆腐にしみ込んでいて、おいしい~
冷製スープ・ガスパチョ1,6EUR

クルトン入れるか?と聞かれたのでYESといったらこれまた山盛りカップにいれるのでびっくり!
冷たくてさっぱりしていて濃厚なトマト味がおいしかったけれど、水分を吸ったクルトンが大きくなって食べても食べてもスープがなくならない・・・
盛り付けてもらっている間に何度も少しでいいよ、って言ったのにこのボリューム。
たべきれませんでした。

店内はカフェテリアのような雰囲気で、キッシュとスープ、サラダのみ、デザートとドリンクみたいに気軽に食べにきている人が多い。
もちろんお皿に山盛り野菜やらセイタンをのせて、しっかり昼食をとっている男性もいる。
私が以前読んだ記事では、ポルトガルはヨーロッパの中でも生活水準が低いので、なかなかオーガニック製品で商売しにくいと書いてあったけれど、やはり時代はオーガニック万歳!!に変わってきている。