2009/09/12

ポルトガル・ブラガ スープ三昧

9月8日
ポルトガルの料理おいしいです!!
シンプルでダイナミックで、素材のおいしさをわかって料理していると思う。
そしてスープがおいしい!!
スープを上手に作れる人ってなんだか信用できるとまで思ってしまう。
リスボンからエヴォラに行った時にランチに入ったCAFEはセットメニューが何種類かあったので、スープセットを注文すると、麦・ニンジン・キャベツが入ったやさしい味わいのスープがまず出てきて、

次にフルーツ(カットしてあるオレンジ)とエスプレッソという不思議な組み合わせだった。パンは付いていない。3.9EUR
スープにしっかり野菜が入っているから、腹持ちはよい。水分ばかりでも大丈夫!?
巨石の村モンサントでは、フェスティバルの前夜祭だったみたいで村の人に混じってテントで食事をいただいた。
そこでも、おおきな鍋でスープを作っていた。

おなじみサボィキャベツの千切り入りスープは舌が焼けどしそうなくらい熱々。1.7EUR
周りの人が食べていたので、同じの~と注文したのが、

乾燥ビックトウモロコシを塩水で戻したTREMOCO。0.7EUR
ほんのり塩味きいていて食べだすと止まらない・・・
モンサントから巡礼の町ブラガに行く途中のバス停付近で入ったCAFEにもスープが。1.5EUR

この壷形がスープの保温容器の定番みたい。
このCAFEでは広いスペースに炭火を熾して、鶏肉を1羽丸ごとを炭火でくるくる回して焼いた料理も販売している。そのくるくる回る機械でかごに入れたジャガイモをじっくり焼いていて、そちらも販売していたので、迷わず購入。

ほどよくこげたジャガイモは、味がしみやすく、食べやすいように軽く叩きつぶしてから容器に入れ、オリーブオイル、ビネガー、岩塩をかけて、ふたをして渡してくれる。
このジャガイモは、今まで食べたジャガイモのNo1!!
恐ろしいくらいにすべてが絶妙なの。ほくほくのジャガイモにほどよいこげ加減、ほどよい酸味と後からガッリとくる岩塩の食感。食べやすいように軽くつぶしてある具合も調度よいので、ぱくぱく食べれる。
すべてが計算されつくしているのではないかと思われるジャガイモの炭火焼を当たり前のように出してくるポルトガル人はすごい!!
もう一回食べたい~
モンサントからバスを乗り継ぎ9時間でブラガに到着。
ブラガは、旧市街地の景観をこわさないように建てられた、映画館まで入っている大型ショッピングモールが町の中心地にあるのですごい便利だった。
古い町並みはまったくそのままで、中にはいると日本の郊外にあるような巨大施設になっている。
イートインの中にスープ専門のお店があったので、軽めの昼食を。

5種類から選べて、大・小どちらかのサイズのお皿に入れてくれる。大皿は1Lくらいはいりそうな勢いの大きさだったので、とりあえず小サイズで。

少し酸味のあるポテトベースのピュレに、大きくカットしたサボイキャベツとポロネギが入っている。パンが付いて2.7EUR

こちらもポテトベースにグリーンピースがたっぶり。2,7EUR
見た目は似てるけど微妙に味は違う。それにしても野菜が美味い!
2つともおいしかったので、翌日も同じお店へ食べに行き、ワンプレート付セットメニューを注文。

たっぷりのフィジッリサラダ、コーン、豆にオイルとビネガーのドレッシングをかけてもらい、

ポロネギ、トマト、ジャガイモの入ったミネストローネ風スープを選択。これにパンと飲み物がついて4.8EUR
郡司氏は豆・豚肉・ショートパスタ入りスープと先ほどのプレートにさっぱりマヨネーズをかけたものを注文。4.8EUR。

ここはスープ専門店だけど、周りを覗いているとピザ屋さんやハンバーガー屋さんにも壺型のスープ保温機が置いてあったので、やはりポルトガル人にとっては、食事にスープはつきものみたい。
街を歩いていると電気屋さんには何種類ものブレンダーが置いてあった。日本だとバーミックスが有名だけど、こちらでは各電機メーカーがブレンダーをつくっている。
手頃なサイズのを買おうかと迷ったけれど、旅を続けるのに電化製品持ち歩くのはちょっときついのでやむなく断念。
私もスープの達人になりたい~