4月10日
西オーストラリア州の州都パースは、世界で最も美しく、世界で最も暮らしやすい街と言われている。
たしかに、近代的なビルの横には、スワン川がゆったりと流れていて、大きな公園があり、市内を走るシャトルバスは無料だったり、駅のそばには立派な美術館や図書館があったりと、何かと便利。
移民も多く、アジアやヨーロッパにも近いので、スーパーには世界中の食品が並ぶ。
日本食材もかなり充実しているし、豆腐なんて木綿・絹・スパイス風味・オーガニックと何種類も置いてある。
ベジミートも何種類もあるので、ソーセージを購入。4.7$(約400円)
なかなか食べることのできないホットドッグにして朝食に。
パース駅から電車で30分のフリーマントルは、世界で最も19世紀の面影がある港町らしい。1897年から続く市場が週末だけ営業しているというので、市場好きな私は一人でそちらへ。
古い建物の中は、観光客向けのお土産物がほとんどで、ちょっと期待外れ。
オーストラリアらしいといえば、ディジュリドゥを演奏してドネーションをもらっているおじさんがいるくらい。だからといってネイティブの人が吹いている訳ではない。
お土産物屋さんの中には、ナチュラルな石鹸を扱っているショップがあったり、
奥の方には、農産物が販売していて、オーガニックの八百屋さんがあったり、
イートインのコーナーにはローフードのお店あったりと
けっこう楽しめました~
市場の前にはアジア諸国のフードコートがあり、日本食レストランのメニューをのぞいていると、ベジタリアン寿司なるものがあったので、おもわず注文。6$
かっぱ巻き、アヴォガド巻き、シバ漬け、レタス、アヴォガド、マッシュルームとお味噌汁。
実は、マッシュルームに魅かれて注文したのだけど、生のマッシュルームをスライスしてあるだけでした~
このTaka’s Kitchinはパース市内にもあり、日本食ブーム+お手頃な価格帯ということで、大繁盛している人気店。
寿司飯もお味噌汁もおいしかったです。生マッシュルームとレタスだけのお寿司は、斬新だったけれど。
その日の夕食は、直径15cmほどのマッシュルーム、巨大ナス、ジャガイモのオーブン焼き。
マッシュルームは瑞々しかったけれど、ナスは大きすぎて少し苦味あり。
こちらでは、スプレータイプのオリーブオイルが4$くらいで販売しているので、グリルしたりオーブン料理をするには優れモノ。
ナスがあまりにも巨大だったので、ベジソーセージと共に
ニンニクでナスをしっかり炒め、カットしたベジソーセージを入れ、ゆで上がったスパゲッティを加えてから、MIXサラダを混ぜ合わせる。仕上げはバルサミコ酢でさっぱりと味を調えてできあがり。
日が沈むと少し肌寒い初秋らしい夕食でございます。
それにしても楽しみにしていたオーストラリアワインは、30%近い酒税のおかげで思っていたほど値段が安くない・・・残念!!