4月27日
オアマルからバスで4時間かけてクライストチャーチに戻ってきた。
クライストチャーチは、ゆったりとした公園がいくつもあり、その周りをエイボン川が流れ、19世紀のイギリスを思わせるゴシック建築をあちらこちらに見かける美しい街。
日本人の移民が多いのか、日本食ブームなのか、やたらと日本食のお店が目につく。
寿司、居酒屋をはじめ、ジャパニーズブレッドというお店では、あんパンやカレーパンまで販売されていた。
ベジタリアンレストランも数件あるのだけれど、インド、中国、ミャンマーとアジア諸国のレストランがほとんど。
これからアジアに帰るアジア人としては、アジアのベジタリアン料理をニュージーランドで食べる気分にはなれず、街をさまよっていたところ、感じのよいカフェがあったので、ベジタリアンメニューがあるか聞いてみた。
するとショーケースに並べてある料理には、ベジタリアン・ヴィーガン・グルテンフリーを示すシールが、料理毎にちゃんと印されている。
もちろんベジタリアン料理だってご用意できます!と余裕の返事。
本日のメニューにリゾットがあったので、ベーコンを抜いてもらってそちらを注文。10NZ$
トマトクリームがベースのアルデンテなリゾットには、ホウレンソウとたっぷりのパルミジャーノチーズが入っていて、濃厚なドライトマトのソースがたっぷり乗せてある。
1口食べて、大感動!!
こんなカジュアルなお店でこんなにレベルの高い料理が出てくるとは、思わなかったので・・・。
ショーケースに入っている料理から野菜たっぷりの大麦のサラダとポテトケーキを。2つで11NZ$
大麦サラダは、ほどよい酸味とほんのりパクチーの味付けがたっぷり入った野菜の味を引き立てているし、カレー風味のポテトケーキは付け合わせのヨーグルトソースがさっぱりとしていて油っこさを感じさせない。
通りすがりのカフェでこんなにもステキなランチを食べる事ができて大満足。
やっぱり料理の神様に見守られているんだわ~と自信過剰気味な私。
その後、町をお散歩していると、迫力のある歌声が聞こえてきたのでそちらの方へいってみると、
ニュージーランドの先住民、マウイ族の血をひく若者達がパフォーマンスをしていた。
マウイの人達は、伝統を誇りに思っている人が多いという。
新しい文化と伝統的な文化がちゃんと融合しているニュージーランドっていいな~と思える素晴らしい歌声を聴いてますます大満足な1日となりました。