2009/06/02

インド ラージギル 手で食事

522

ブッタガヤからバスで約3時間、ラージギルに到着。私達が乗ったバスは、時刻表などなく、人が集まれば出発するという。人気の路線なのか乗ってすぐに出発した。エアコンもなく、窓からの風は埃まみれ、そしてでこぼこの道のりはハードだった。その上、途中に停車する度に、クラクションの嵐・・・お願いですから静かにして下さいと祈ってもこればかりは無理そう。

ブッタが晩年過ごしたラージギルの街は、いつの時代からこのままなのか?と思わせてくれる街だった。車とオートリキシャーがほとんどなく、小さな街の移動はリキシャー又は馬車が中心となっている。馬車の金額は、1kmくらいの距離なら20Rp(約40円)くらいなので、気兼ねなく乗ることができる。

あまり日本人を見かけないのか、馬車に乗っていると町の人が手を振ってくれるので、少しお姫さま気分になったりして。

市場に行ってみても、野菜などは天秤で量り売り。


子供も石臼で粉をこねてお手伝い。


この店だけ行列ができていた人気のサモサは3つで9Rp

中にはたっぷりのジャガイモとインゲン豆。そんなに辛くなく熱いうちにいただきます。

妙にのどかで、バス移動の辛さを忘れてしまう。


ホテルに戻ると、団体さんの食事の時間と遭遇。

忙しいのか?チャパティは、廊下でやいている。

その姿を写真に撮っていると、こっちもあっちも撮ってくれ~となったので、撮影大会のようになってしまった。

私達もみんなと同じ料理を注文。

こちらのメニューは何度でもおかわり自由。

私は、初めて手で食事をした。

なんとなく抵抗していたのだけれど、インドにきてどうやって食べているのかをいつもこっそり見ていた。コツがわかったので挑戦したらよい感じに手が使えた。

だけど、手から伝わる触感に意識が行き過ぎて、味とか量とかがわからなくなって、いつもより倍ほどの量を食べてたような気がする。

ホテルのご飯は素朴な味付けがおいしくて、次の日も同じものを注文した。(40Rp

次の日も手で食べたけれど、多くの人が言うように、手を使って食べるとおいしい!という感覚までにはいたらなかった。慣れたらそう思えるのかな