2009/06/07

インド マドゥライ バナナの葉のお皿

6月1日
過酷なツアーに参加し、航空チケットを買うために奮闘したチェンナイからマドゥライには夜行列車でむかった。
おしくらまんじゅう状態で3時間も並んでいたのに、疲れを感じさせない聖地のもつエネルギーははかり知れない。恐るべしインド。
南インド最大のヒンドゥー寺院があるこの街は、巡礼者が多いので、バザールも活気があってなかなか楽しい。
ホテルもすぐ決まり、朝食をとるためにレストランへ向かった。

朝食の定番のドゥーサを注文。

こちらはプレーンのタイプ(16Rp)。
そして、どうしても食べたかったのが、ギーローストとメニューに書かれていたトンガリハットのようなドゥーサ(29Rp)。

直径40cmもある円形に焼いた生地ををくるくるまるめて出してくれる。
パリパリに焼いてある生地は、食べ応え十分で、ココナッツやパプリカのチャツネやサンバルにつけて食べる。
昼食は、南インドらしさ満開のバナナの葉の上に食事をのせたミールスをいただく(33Rp)。

バナナの葉を机に広げて、運ばれてきたコップの水を少しかけ、手で葉をきれいにしたら次々と料理をのせてくれる。
ご飯の上には、しゃばしゃばのサンバルをかけてくれる。葉っぱの上にのっているものとご飯をまぜて食べる。
おかずがなくなると次々に足してくれる。

何人かが交互にくるので、おなかいっぱいになったら何回ももういいですといわないとすぐ継ぎ足してくれる。
北インドはバターや生クリームを使う料理が多いけれど、南インドはココナッツがベースのものが多くあっさりしているので、こちらの方が、口当たりがさっぱりしているので恐ろしいくらい食べれてしまう。
しかもこれでもか~というくらい継ぎ足してくれるので・・・
ちゃんとデザートのようなあまいヨーグルト風味のサンバルまでついているので、大満足。
こんなに食べても、日本円にして70円くらいなんて、なんだかもうしわけないわ。
夜は、BARへ行った。
レストランでアルコールを置いているところがほとんどなく、BARと書かれている看板では、アルコールを置いているので入ってみると、店内はうす暗くて、こっそり悪いことをしているような気分に。
飲み物を注文するとサービスで小皿を持ってきてくれる。ゆでピーナツやマサラひよこ豆、サラダにスナックなど。こちらはおかわり自由。これだけでおなかいっぱい。
インドで一番有名なキングフィッシャーは650mlで120Rp。

久しぶりに冷え冷えのビールを飲んでうれしかったけれど、うす暗い店内はどうも落ち着かない。
それにしても、ミールスもBARのおつまみもサービス満点!
郡司氏は10年前に南インドを1か月旅して10kg太ったといっていたのが、わかる気がする。
私も食べ過ぎてやばい!!