2月13日
リマからクスコまでは、スターペルーエアラインで1時間30分。
この旅のほとんどはバス移動だったのだけど、クスコに向かう道が土砂崩れでかなり遠回りをしないとたどりつかない事が判明。やはり飛行機は便利だ。
お昼過ぎにはクスコに到着。
予定していたホテルが休業中だったため、小雨降る中、1時間以上クスコの町をさまよっていた。
現在マピュピチュ遺跡は立ち入り禁止なので、クスコは観光客が激減しているよう。私達が泊まったホテルは宿泊代60ドル→20ドルという大幅な値下げをしてくれた。
お昼ごはんを食べに、ホテルから中心の広場に向かう途中にベジタリアンレストランを発見!
しかもセットメニューは6ソル(約200円)
サラダバーから野菜をお皿に取り、
ハーブティとパン、そして歯ごたえのよいオユッコ芋のスープが運ばれてきた。
これだけでもランチには十分くらいなのに、メイン料理はご飯とキヌアがたっぷり入ったソースと共に。
キヌアはティティカカ湖付近が原産で5000年以上も前から食べられているという穀物。
メニューにはピカンテ(辛い)と書いてあったけれど、穏やかなスパイス使いはやさしい味わいだった。塩分の強めのチーズがよいアクセントになっている。
郡司氏はこのソースがかなりお気に入りのようで、今までのベジタリアンレストランのNO1!だと言っていた。
しかもこのエンクエントロというお店、クスコ市内に3店舗もレストランがあるみたい。これは他のお店も行かなくては・・・。
この日は、遅めのお昼ご飯をたっぷり食べたので、夕食は軽く屋台で。
ユカ芋のフライ、タマゴが入ったポテトコロッケ、粒が大きくてぼさぼさした歯ごたえの茹でたトウモロコシ。全部で5.5ソル
シンプルでおいしい夕食でした。
翌日は、クスコ近郊遺跡ツアーへ。
聖なる谷付近は本当に美しい景色だった。
ここに来る前は、マチュピチュ遺跡に入れない事をあまりなんとも思ってなかったけれど、行った事のある人達が絶賛している理由がなんとなくわかった気がした。
このツアーには私達以外にも、日本人が2人参加していたので、ツアー終了後夕食を一緒に食べに行った。
そのお店にはベジタリアンメニューがあったのでそちらを注文。
ブロッコリーやニンジンの入ったクリームスープと野菜のロモ・サルタード
ロモ・サルタードはペルーを代表する料理で、フライドポテト、タマネギ、牛肉を炒めてご飯と共に食べる料理。オレガノ風味の野菜炒めは、残念ながら残念な味付けだった。
それにしても、久しぶりに日本人の方々との宴はたのしかった。そして、マチュピチュ遺跡に行けなかった私達は、これはもう一度ペルーに来い!という事でしょう、と励ましあった。
翌日、エンクエントロの別店舗へランチを食べに行った。
サラダバーを食べて待っていると、ホウレンソウのクリームスープが運ばれてきた。
またしてもスープだけでお腹いっぱいにないそうな量。次に運ばれてくるメイン料理を思うと、全部食べると苦しくなるかも、といいながらもおいしいからきれいに飲み干した。
メイン料理は、ベジミート入りカラプルクラの煮込み
カラプルクラとは乾燥ジャガイモ。これを水で戻し煮込んだ料理。
しっかり炒めたタマネギが香ばしい。まるでハヤシライスのよう。
しかもこちらのお店のセットメニューは5ソル。
食後、しばらく動けないくらいお腹パンパン。
もう一度クスコに来ることができたら、ここのベジタリアンレストランは絶対に訪ねたい!!
というかここでアンデス料理の修行したい。