1月31日
メデジンから夜行バスでポパヤンまで約12時間。
ゆったりしたシートでけっこう快適。途中、深夜2時ごろドライブインで休憩。
ドライバーや乗客も食事しているので、同じものを注文。4000Cop(約200円)
パンとチーズ、そしてこの黒い液体は、サトウキビ湯。甘い飲み物とチーズがよく合う。
夜食としては最高な組み合わせでした。
ポパヤンには朝7時に到着。目的地サンアグスティン行きのバスが8時に出るというので、バスターミナルで朝食を。
ミルク入りコーヒーとブニュエロ、塩味ドーナツ。2000cop
そしてミニバスに乗り込み、数分たったころから延々と続く未舗装道路。
細く曲がりくねった道をものすごい砂埃をあげてバスは突き進んで行く。6時間で到着と聞いていたけれど、何時間この状態がつづくの??タイヤはパンクするし・・・
15時をすぎた頃、ようやく舗装道路になり、小さな街にたどり着いた。サンアグスティンは次、という言葉にほっとした途端、土砂崩れによる道路工事で1時間通行止め。
全身埃まみれ、喉はからから、お腹もすいたと思っていたら、バスの外に人だかりができている。
のぞいてみると、下の村からバイクで食料を運搬して商売している人達がいる。
とりあえずチーズ入り揚げパンを購入。6ヶ2000cop
オレンジジュースを凍らせたシャーベットも登場。300cop
冷えたジュースを嬉しそうに持っている女の子。
1時間後、無事に道路開通。サンアグスティンに到着したのは17時前だった。
ホステルにチェックインしてシャワーを浴び、さっぱりしたところでチチャの買出しに出かけた。
チチャとは先住民が作っていたとうもろこしのお酒。スペイン侵略時代には禁止されていたが、支配が終わると共に復活したという。
なんとなくこの町なら販売してるかな?と思い、観光案内所で聞いてみると、ホーストレッキングのガイドをしているというカルロスが案内してくれた。
連れて行ってもらった場所は民家。
その場で味見をさせていただく。
2日でできるというチチャは微発砲でほどよい酸味があり、濃厚なリンゴジュースを思わせるくらいフルーティな味わい。1,7L5000cop
よいお酒にも出会えたし、ホステルの人には野菜しか食べれない事を伝えてあるので、安心して食事できる~お腹すいたぞ~と心待ちにしていた夕食のメニューは、
あっさり味のサラダ。
揚げバナナと少量のチーズとパン。
さとうきび湯。
郡司氏はサラダ無しで、揚げバナナの上に羊肉トマト煮込みのせてあった。
二人してこの夕食は何かの間違いではないか??もっと何かでるの??米とか豆はないのか??などとぶつぶついいながら食べた。
コロンビアの夕食は簡素なのかな?疑問だらけの夜だった。
翌日の朝食は
パイナップルジュース。
パン、ご飯、トマト入りスクランブルエッグ。
揚げパン。
これにコーヒーもついていた。
かなりボリュームたっぷりな朝食。昨日の夜にこれくらい食べたかったな・・・
その日はサンアグスティン近郊のツアーに参加。
未舗装道路を砂埃と共に1日中走り続けた。
その途中、滝の見えるスポットに案内してもらった時に、一緒にツアーに参加していたコロンビア人が、果実園のフルーツを勝手にもぎ取って食べていた。
ルロというコロンビア特有のフルーツ。
産毛のようなとげがあり、とげをしっかり洗ってから、硬い外皮をむき、中身をすする。
疲れがぶっ飛ぶくらいかなりすっぱい!これをコロンビア人は大好きで、牛乳と砂糖を混ぜて飲むとおいしいと言っていた。
2日間のガタガタ道でかなり疲れ果てて、ホステルに戻ったらダウン。
ご飯も食べずに寝ていたら、1階のフロアからフォルクローレの生演奏が聞こえてきた。
かなり賑やかだったので覗いてみると、合宿にきていたポパヤン大学の学生のパーティが始まっていた。
生バンドでサルサパーティなんて贅沢だね~なんて見ていたら、一緒に踊ろう!!と誘われた。
疲れてるから~なんて誰も聞いてくれない。
強引に引きづりこまれ、若い男の子とサルサを踊った。
おかげで疲れが少しましになったかも。
帰国後、サルサを習おうかうと真剣に考え中。