2009/04/27

ベトナム ハロン湾 1泊4食付ツアー

4月25日
昆明では、陸続きでベトナムへ向かうための情報がほとんどなく、
とりあえず国境の河口行きのバスに乗った。
ベトナムは、中国語では「越南」
たしかに国境の河口に向かう10時間は、いくつもの山を越えた。
見渡す限りのびわ、水田、茶畑、バナナ、パイナップル・・・
山一面が開墾されている風景に唖然。さすが大国だ~
河口につく頃は、辺りは暗くなっていて、さすがに不安になってきたので、
バス席の隣りにいたベトナムからの留学生に、声をかけると、
ハノイまで里帰りするというので、一緒に行動してもらうようにお願いした。
学生のウィ君は、まさに神様のお使いか?と思うほど、
私たちをスムーズにベトナム・ハノイまでエスコートしてくれた。

中国との国境、ベトナム:ラオカイで食べたフォー
昆明も米麺が主流だったけど、ベトナムの米麺の方が
歯ごたえがあって私的にはこちらが好み。
あっさりとしていて長旅の疲れも癒される~



「お肉食べれません」もベトナム語に訳してもらったので今後も安心。

ハノイには、翌朝5時に到着。
朝めざめると、ウィ君は私たちの寝台部屋の前で待っててくれた。
小雨振る中、別れを告げ、駅前のCafeで濃厚で甘いベトナムコーヒーを飲んだ。

そして、そのままの勢いで、ハロン湾に行く事をきめたので、
老舗のツアー会社シンカフェに申し込みに向かうと、
当日にもかかわらず、1泊2日のツアーに参加できた。

私は、ハロン湾は2回目で、2004年2月に一度行っている。
今回、びっくりしたのは、ツアー客がめちゃくちゃ増加していた事。
たしかに、週末ということもあっただろうけど、世界各国の人が
ハロン湾に集まっているという印象をうけた。

初日のランチは船の中で。
船内で、料理の仕込みをしている。




アサリの香草蒸し、イカとたまねぎ炒め、トマト風味の厚揚げ豆腐、
揚げミニ春巻き、ポテト、きゅうりのサラダ。
写真以外に蒸し魚の生姜風味と白米とキャベツのにんにく炒めもついていた。
私たちは、淡白な味付けをおいしくいただいていたけど、
同席のオーストリア人は、味がない・・と言って料理に醤油やら塩を
おもいきりかけて食べていたし、
インド人は、カリーとチャパティを持参して食べていたし、
台湾人と韓国人は、追加オーダーして、カニや貝などを
おもいっきり食べまくっていた。
なんとなく国民性がでているなぁと思ってまわりを見ていた。

4時間ほどのクルーズが終わり、夕食はホテルで。



ジャガイモのスープが増えたくらいで、お昼と内容は変わらず。
鯖のトマト煮込みもついていた。

朝食は、パンとオムレツにチーズ。
バケットの外皮は、若干やわらかいので、バッリっとしてないのが、残念。
それはそれで、麩みたいでおいしいのだけど。



バケットは、フランス領時代の名残だと思う。
街中でも、バケットを頭に載せて販売している人が多い。

船を下りて、広い店内で昼食をいただく。



料理内容は、先日の昼食と夕食のメニューとほとんど変わらず。
このツアーに参加した人は、ベトナム料理はこれだけか!と思ってしまうだろうなぁ・・・
本当は、いろいろあるのに。
それにしても、この食堂は1回に数100人はこなしていると思うと、従業員だとたいへんだろうなぁと思ってしまう。

鳥の鳴き声が聞こえ、蝶が舞う、世界遺産のハロン湾のクルーズは、離島のホテルに1泊、食事が4回、ハノイ市内のホテルに送迎付で38ドル。

世界中から人が集うのも納得できる。