2009/04/18

中国 山東省:泰山 飛老賓館でデトックス?

4月12日
深い朝霧の中、筆談にてようやく青島駅に到着。
数分後には泰山行きの電車があったので、平気に横入りしてくる中国人に
負けぬようがんばりつつ、電車に飛び乗った。
日本が技術提供しているの?と思われるほど、内装も外装も新幹線にそっくりな電車は、
快適で、3時間弱で泰山に到着。
外にでると、曇り?というか空気汚染? 空がすごく低く感じた。
とりあえず、観光案内所のような便利なところもなさそうだし、英語も通じないし、
駅前近くの大きなホテルにていろいろ質問していた。



といっても大半が筆談で、英語での会話はほとんど交わされなかった。
その飛老ホテルは1泊1部屋280元。私達は、1泊100元くらいのホテルをさがしていたので、
どこかに安いホテルはないですか?と尋ねると、値段交渉をしたつもりもないのに、
1泊100元にあっさり値下げしてくれた。
どんな値段設定なのか?わからぬまま快適な部屋を案内してくれた。

ホテルの隣が、銀座商店という大きなデパートだったので、好例の食品売り場へむかう。



南国のフルーツや、鮮魚、様々な肉類、ザーサイ類、加工品など、
ありとあらゆるものがなんでもそろうし、種類も豊富。
ちなみに中国製品以外は見かけなかった。



乾物と雑穀のコーナーで写真を撮っていたら、公安に注意を受けたので、撮影断念。

その後、近くの食堂へ向かう。
「不要 肉。不要 味精。」と紙に書いたものを見せて定員さんと相談する。


びっくりするほど塩味の青菜と干し椎茸炒め。



水餃子ニラたっぷりの水餃子。生にんにくが少しきつめ。
ほとんど、味のない素麺。合計18元。

残念ながらあまり味のバランスのとれてない調理に、少しがっかり・・・
食後、きょろきょろ周りを見てたら、韓国から旅行中のにぎやかな家族が一緒にたべるか?と誘ってくれた。でももうおなか一杯なの~というと、50度くらいする焼酎を1杯勧めてくれたので頂くと、内臓ががカッと熱くなった。

その夜、私たちは、二人揃って、食あたりのような症状になり、
次の日はベットの中で1日中過ごすはめに。

私は、中学生の部活の合宿時と、高校生の修学旅行の時に集団食中毒にあっているので、
これくらいの症状は食中毒ではないのは、わかっていた。
どうやら出発準備や旅の疲れが、快適なホテルで怒涛のように溢れ出たみたい。

食欲がないので、水とフルーツだけ食べていたら、回復後はまるで断食明けのように、
身体が軽くなって、ここしばらく悩みの種だった右肩の神経痛がうそのようになくなっていた。
まさか、ここにきて、体質改善できるなんて~
転んでもただでは起きまへんで~といったところかしら?