2009/04/19

中国 広東省:禾昌 望診による漢方茶

4月17日
桂林に向かう夜行列車の時間が、21時前だったので、
80kmほど離れた町にある金華鶏石に行くと、郡司氏は観光案内所で、
ルートを確認していた。

出発前に、ホテル近くで昼食。



炒飯と四宝豆腐(22元)

炒飯は、少し塩分が強めだったけど、パラパラ具合が、ばっちり。
揚げた豆腐はふわふわで、ネギ・にんじん・生姜・にんにくがたっぷり入っていて、
これに山盛りの白米がついていたのに、二人で完食。
おいしい料理に、食欲も回復したみたい。

バスを乗り継ぎ、目的地に向かうが、中継点でバスが連結していないことが判明。
バスターミナルでは、あっちで乗れ、こっちで乗れとふりまわされ、
親切な人に相談していると、電車がいいのでは?という事で、
バイクタクシーにヘルメットなしで3人乗り!!で駅に向かった。
駅についても、電車の乗り継ぎも悪く、郡司氏はがんばっていたが、
結局、断念することに・・・

時間ができたので、駅付近を散策していると、
なにやらおもしろそうなお店を発見。



どうやら漢方茶のお店のようで、店員さんに
英語で話しかけたけど、ぜんぜん通じず、どれか飲みたい~と
身振り手振りで伝えていると、
相手も何かをつたえようと、話し続けている。
すると、舌を出せとポーズをとるので、
舌を出すと、「うんうん」とうなずきながら、やかんを持ち
3種類ほど配合して、お茶を出してくれた。

すごい!私が訳のわからない事を言ってる間に、顔を見て、
舌を見て、一瞬の内に判断できるなんで、
弟子にしてください!と思った。

苦いけど、嫌な感じのしない黒茶褐色のお茶を飲みながら、しばらくそこにいると、



次々と人が訪れ、「どこどこが調子が悪い」のようなことを話していた。
お店のお兄さんは、「うんうん」とうなずいて、すばやくお茶を配合していた。

この方が、近所に住んでたら、用事もないのにおじゃまして、
いろんな話ききたいわ。

まるで、お茶を飲みに来たかのような満足感で、この町を後にした。
これも、石神さまのご加護かな・・・

追伸:冷房のききすぎで、風邪気味だったのと、なぜか少し腫れていた右眼が、
過酷な夜行列車に一晩すごしたのもかかわらず、翌日には、なおりました~