2009/04/08

モンゴル テレルジ国立公園 ゲル初体験

4月7日
ウランバートルからテレルジ国立公園に移動するには、ツアーが1番便利だし、
価格もお手ごろで1泊3食(40$)ということで、ツアーに参加することに。
ミニバスに揺られ2時間ほどで、テレルジ国立公園に到着。

広大な敷地のテレルジ国立公園は、現在も遊牧民が生活しているが、
ツーリストの為の宿泊施設は、そこらじゅうに点在していた。
なんかとってつけたようなリゾート風の建物を見送りながら、
私たちの宿は、道路からどんどん奥まったところ巨石のふもとにあった。



電気はきてるけど、水道はなし。ぽつんと立つ小屋はトイレ。



到着すると、すぐに昼食。
ここまできて、「お肉食べれません」なんて言えないな・・・
と思っていたら、お世話してくれるおじさんが、ツーリスト全員に
「肉入りはYes or No?」と聞いて回っていた。
過去にそういうリクエストが多かったのだろうなと思いながら、一安心。



他のゲル内のストーブで調理された料理を運んできてくれた。

ゆでたマカロニには、しっかりとした塩味がきいていて、
にんにく、ジャガイモ、キャベツ、人参ときくらげが入っていた。
お肉入りは、この内容に小さくて硬い牛肉が入っていた。
モンゴル料理は、香辛料を使わないのが特徴のよう。
高冷地のため、肉類の保存目的に香辛料を使わずにすんだからだという。

食事の後、郡司氏は亀岩の撮影に出かけていったので、ゆっくりとした
時間をすごしていた。



数100m先の話声が聞こえてきそうな静かな空間では、
美しい鳥が飛んできたり、遊牧の羊の群れが通ったり、
どこかから歌声が聞こえて、昼寝している犬が目を覚ましたり、
子供と遊んだりしていたら、
この場所には大切なもののすべてがあるような気がした。

しかも、このツアーには1時間のホーストレッキングも含まれていたので、初乗馬体験。


シャイなガイドさんにつれられて、この雄大な景色を馬の上からながめていると
いつか馬で旅したいな・・・なんてほんの少しおもったりしたりして。

夕食は、私たちのゲル内でツーリスト全員で食事。
ジャガイモの入ったフライドライスと塩漬けのキャベツと人参。
味がほとんどなかったので、申し訳ないと思いながら、
いざというときの為の、持参していたオリーブオイルをかけて食べた。


ツーリストの大半は、北京・ヘルシンキ間の列車の旅の途中に
ウランバートルに途中下車しているようで、
リアルな旅情報を交換しつつ、宴は深夜まで続いた。