2010/02/27

チリ サンチャゴ 年男の誕生祭

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ボリビア・ラパスからチリ・イキケまでバスで15時間。

標高4200mの国境でみた夕日、虹、沼にいたフラミンゴのような鳥。印象的な風景だった。

イキケでは、朝食を食べるために町を散策していると、この辺りはお店が空いてないので市場まで送っていってあげると、道をたずねたおじさんがわざわざ車で市場まで送ってくれた。

チリーノ(チリ人)は親切だ~

とりあえず市場前のカフェにてマンゴージュースとコーヒーを注文。



100%マンゴージュース500ペソ(約100円)は濃厚でおいしかったけれど、お湯とネスカフェが出てきたコーヒー300ペソに郡司氏はがっくりしていた。

サンドイッチにイタリアンと書いてあったのでそちらを注文すると、

アヴォガトペーストとトマト、そしてソーセージが入っていた。500ペソ

何がイタリアンなのかわからなかったけれど、ソースがたっぷり入っていたのでソーセージを抜いて食べてもおいしくいただけました。

その後、アントファガスタに移動。

翌日、ラ・ポルターダに出かけた後、サンチャゴまで16時間の長時間移動。

フラットになる幅広のシートで、ぐっすり眠れたので特に疲れることもなく、お昼過ぎにサンチャゴに到着。

ホステルにチェックインし、年男の郡司氏の誕生日のお祝いのために、目指すは魚介類が売っている市場へ。

時間が遅かったのでほとんどのお店が閉まっていたけれど、値段の安さにびっくり!!

エビ300g、ハマグリ1kg、生タコ300gで1700ペソ(約340円)

久しぶりに魚介を料理しました。

エビのガーリックソテー、ハマグリワイン蒸し、生タコは塩ゆでにしてわさび醤油で。

ズッキーニとタコのパスタ

これにきりっと冷えたソーヴィニヨンブランがよく合う!!!

ワインも少し奮発!?といっても12000ペソ(400円)も出せば大満足~

チリワインうますぎます!!

翌日はベジタリアンレストランEl uertへ。

オープンカフェが集まるエリアにあるお店で、サンチャゴでは有名で人気のベジタリアンレストラン。

レストラン内には、ヨガ教室などのカルチャーセンターがあったり、併設しているショップはビルケンシュトック(ドイツのシューズメーカー)。

このビルケンシュトックは靴底がコルクでできていて、履けば履くほど自分の足になじむすぐれもの。私も愛用していました~

この日は、アルゼンチン行きのバスに乗らなくていけないため、ゆったりとランチタイムが取れない事を店員さんに伝え、すぐできる料理をお願いした。5900ペソ

サラダ、ニンジンとサヤインゲンのキッシュ、そしてチョクロというチリ料理の野菜版、オリーブ・キノコ・タマネギがたっぷり入った上にたっぷりのトウモロコシペーストをのせたグラタン。

全体的に塩分が効いていて、野菜の旨みも濃厚でしっかりした味付け。

この料理にメルローのワインなど合わせたらサイコーのマリアージュだっただろうな。

おもいっきり後ろ髪引かれながらさっさと食事を済ませ、急いでバス停に向かい、消化不良状態でアルゼンチンへ向うのだった。

追伸:現在はアルゼンチン・サンファンにいます。こちらではチリ地震の影響はほとんどありません。

2010/02/24

ボリビア ラパス プチ高山病

2月19日
太陽の島からコパカバーナまでぎゅうぎゅう詰めの船で向かい、コパカバーナからラパス行きのバスに乗る。
コパカバーナではバス停らしいものがはっきりしなくて、ラパス行きのバスが少し離れたホテルで出発するというので、そこまで走ってバスに飛び乗った。
標高3800m、山に囲まれたすり鉢状の町ラパスに約4時間で到着。
ラパスの治安はかなり悪く、ほとんどの旅人がスリや強盗にあうと聞いてたけれど、バス停には観光ポリスがいて、私達がタクシーに乗るのを見送ってくれたり、町にもポリスがいっぱいいたので、そんなに治安の悪さを実感することはなかった。
その翌朝、頭が痛くて起き上がれなかった。
どうやら高山病の症状らしい。
高山病は個人差があり、ひどい人は亡くなってしまったり、ホテルから1歩も出れずに酸素吸入しつづけたりする人もいるようだけど、私は今まで特に問題なかった。
とりあえず、高山病に効くというコカ茶をいっぱい飲んで、何度もトイレに行き、ひたすら寝た。

コカ茶の効果はすごくて、飲めば飲むほど頭痛がなくなっていくのが実感できた。
この日の夜は、ワールドクッカーで雑炊を作って食べた。
こういう弱っている時に、部屋で雑炊を作れるのは、非常にありがたい。
翌日には、気分爽快! 頭痛はなくなっていた。
ランチには、ホテルグロリアのベジタリアンブッフェに食べに行った。
こちらのシステムは、サラダ、スープ、パン、デザート、ジュースをトレーに載せ、料金25Bor(約380円)を支払う。その時にメイン料理の引換券をもらい、サラダやスープを食べたら、メイン料理を取りに行き、食後にハーブティを飲んだりできる。

訳もわからずならんでいると常連さんのおじさんが教えてくれた。
スープはブロッコリーのクリームスープとヌードル入りのミネストローネの2種類からチョイス。

こちらが、前菜。ジュースは2杯もついている。

まわりを見渡すと、そんなに??というくらいサラダをお皿に山盛り載せている。
サラダやスープを食べ終えたら、メイン料理を取りに行く。
メイン料理は2種類。
プチプチ食感とクリーミーなソースがたっぷり入ったキヌアのラザニア。

しっとりして日本のハンバーグを思い出させてくれるような豆腐ハンバーグ。

両方ともかなり美味。
高山病の時は大食は控えた方がよいらしいが、たっぷりたべてしまいました~
ホテルの2階にあるレストランは、近隣のビジネスマンや地元民で大賑わい。

しかも、常連さん達は容器を持参して持ち帰って食べてる。ジュースまでビニール袋に入れてもらっていた。
メイン料理だけを容器に入れてもらってる裏技まで発見。
けっこうちゃっかり者のボリビア人。
たしかに、前菜のサラダとスープだけでもものすごいボリュームなので、知ってたらメイン料理持ち帰ったかも。
その後、ネットのできるカフェでもコカ茶を注文。

すっかりコカ茶にはまっている私。
もう頭痛はこりごりだ~

2010/02/23

ボリビア 太陽の島 パチャママの祭り

2月16日
ペルー・クスコからプーノまで7時間。朝5時ごろ到着し寒いバスターミナルで2時間ほど待ち、ボリビア・コパカバーナ行きのバスにのる。
ボリビア国境では、日本人は別室で裸にされて金品を盗られるらしいなどという恐ろしい噂を聞いていたけれど、全くそんな気配などない平和なイミグレーションだった。
13時前にティティカカ湖畔の町コパカバーナに到着。
ティティカカ湖にうかぶ太陽の島行きのフェリーが30分後に出るというので、急いで小さな船に飛び乗った。
1時間半ほどで太陽の島に到着。
島に降りた途端、軽い気持ちでフェリーに飛び乗ったことを後悔した。

この島の宿は、ほとんどが石段を登りつめたところにある。それを知っている人は、コパカバーナの宿に荷物を置いて、軽装でここにきているみたい。
あの石段を荷物を抱えて登るなんて私には無理・・・
困っていると客引きをしていた少年が10Bor(約150円)で荷物を持ってあげるというので迷わずお願いした。
標高3890m、ティティカカ湖は富士山山頂よりも高い場所にある。酸素が薄いのでぜぇぜぇ言いながら、何度も休憩してようやくホテルが見えてきた。
予定していたホテルはもう少し上だったけれど、あまりにもしんどいので途中のホテルにチェックイン。

1泊2人で50Bor(750円)。インディヘナのおばちゃんはなぜか愛想が悪いけれど、最高に眺めのよい場所。
何よりもこの島は、車が走っていないので、ものすごく静か。
数年前は宿もお店もほとんどなかったようだけど、今は完全に観光化されていて、レストラン(ピザ屋が多い)やホテルも充実している。
だけど、脚力に自信がないと宿にたどり着けない・・・
夕食は、ホテルの食堂のセットメニューから野菜オムレツをチョイス。25Bor
最初はキヌアのスープから

とろけたカボチャがまろやかな味わい。中にはたっぷりのキヌアが入っている。

ご飯、ジャガイモ、カリフラワー、オムレツと見た目はかなりシンプルだけど、野菜たっぷりのオムレツがけっこう美味。
郡司氏はティティカカ湖名物トゥルチャ(マス)のソテーをチョイス。

ほどよい脂で臭みもなく、久しぶりに美味しい魚を食べたね~と二人で絶賛!!
ロバの鳴き声しか聞こえない静かな夜。ぐっすり熟睡できました。
翌朝、道向こうのユースホステルのメニューに伝統的なブレックファーストと書いてあったので、そちらを食べに行った。

出てきた時は、何か他についてくるのか?と思ったけれど、キヌアの粉をミルクに溶いたもの。が料理の内容だったみたい。10Bor
キヌアはティティカカ湖が原産。
穀物の粉だけあって腹もちはかなりよかったけれど・・・
島には、湧水が流れていて、その脇にクレソンがたっぷり自生していた。

さっそくクレソンを摘んでサンドイッチに。

天気もよく、夕方から月の島に行ったりとティティカカ湖を満喫した。
夕食はホテルの食堂で昨日と同じものを食べた。
そしてその夜、1時過ぎ。ものすごい爆音で目が覚めた。
雹(ヒョウ)が降ってきた。天窓の波板が破れるのではないかの心配するくらいの勢いだった。
それに加えて雷が近くに落ちて地響きがすごい。
ものすごい嵐なのに、なぜかホテルの近くで花火が何発も上がっている。
何かの儀式なのか?お祈りのような歌声が、雷と花火の音に負けない勢いで聞こえてくる。
ほとんど眠れないまま朝を迎えた。
窓から外を見てみると、子供達が楽しそうに風船で飾り付けをしている。

そして、おじさんたちもかわいらしい紙飾りをつけて、コカの葉、塩、砂糖菓子と共にビールを飲んでいる。

何のお祭なの?と聞くとパチャママに感謝する祭りだといっていた。
パチャママとは大地母神のこと。
本来、インカの人々は彼らの暦でお祭をしていたけれど、スペイン侵略以降はキリスト教の祭祀の日にお祭をしているよう。
時代はかわってもインカの人々はパチャママに感謝!!なのだ。
それにしても、深夜の祈りの歌声すごかった。

2010/02/19

ペルー クスコ ベジタリアンレストランのはしご

2月13日
リマからクスコまでは、スターペルーエアラインで1時間30分。
この旅のほとんどはバス移動だったのだけど、クスコに向かう道が土砂崩れでかなり遠回りをしないとたどりつかない事が判明。やはり飛行機は便利だ。
お昼過ぎにはクスコに到着。
予定していたホテルが休業中だったため、小雨降る中、1時間以上クスコの町をさまよっていた。
現在マピュピチュ遺跡は立ち入り禁止なので、クスコは観光客が激減しているよう。私達が泊まったホテルは宿泊代60ドル→20ドルという大幅な値下げをしてくれた。
お昼ごはんを食べに、ホテルから中心の広場に向かう途中にベジタリアンレストランを発見!


しかもセットメニューは6ソル(約200円)
サラダバーから野菜をお皿に取り、

ハーブティとパン、そして歯ごたえのよいオユッコ芋のスープが運ばれてきた。

これだけでもランチには十分くらいなのに、メイン料理はご飯とキヌアがたっぷり入ったソースと共に。

キヌアはティティカカ湖付近が原産で5000年以上も前から食べられているという穀物。
メニューにはピカンテ(辛い)と書いてあったけれど、穏やかなスパイス使いはやさしい味わいだった。塩分の強めのチーズがよいアクセントになっている。
郡司氏はこのソースがかなりお気に入りのようで、今までのベジタリアンレストランのNO1!だと言っていた。
しかもこのエンクエントロというお店、クスコ市内に3店舗もレストランがあるみたい。これは他のお店も行かなくては・・・。
この日は、遅めのお昼ご飯をたっぷり食べたので、夕食は軽く屋台で。
ユカ芋のフライ、タマゴが入ったポテトコロッケ、粒が大きくてぼさぼさした歯ごたえの茹でたトウモロコシ。全部で5.5ソル

シンプルでおいしい夕食でした。
翌日は、クスコ近郊遺跡ツアーへ。
聖なる谷付近は本当に美しい景色だった。
ここに来る前は、マチュピチュ遺跡に入れない事をあまりなんとも思ってなかったけれど、行った事のある人達が絶賛している理由がなんとなくわかった気がした。
このツアーには私達以外にも、日本人が2人参加していたので、ツアー終了後夕食を一緒に食べに行った。
そのお店にはベジタリアンメニューがあったのでそちらを注文。

ブロッコリーやニンジンの入ったクリームスープと野菜のロモ・サルタード
ロモ・サルタードはペルーを代表する料理で、フライドポテト、タマネギ、牛肉を炒めてご飯と共に食べる料理。オレガノ風味の野菜炒めは、残念ながら残念な味付けだった。
それにしても、久しぶりに日本人の方々との宴はたのしかった。そして、マチュピチュ遺跡に行けなかった私達は、これはもう一度ペルーに来い!という事でしょう、と励ましあった。
翌日、エンクエントロの別店舗へランチを食べに行った。

サラダバーを食べて待っていると、ホウレンソウのクリームスープが運ばれてきた。

またしてもスープだけでお腹いっぱいにないそうな量。次に運ばれてくるメイン料理を思うと、全部食べると苦しくなるかも、といいながらもおいしいからきれいに飲み干した。
メイン料理は、ベジミート入りカラプルクラの煮込み

カラプルクラとは乾燥ジャガイモ。これを水で戻し煮込んだ料理。
しっかり炒めたタマネギが香ばしい。まるでハヤシライスのよう。
しかもこちらのお店のセットメニューは5ソル。
食後、しばらく動けないくらいお腹パンパン。
もう一度クスコに来ることができたら、ここのベジタリアンレストランは絶対に訪ねたい!!
というかここでアンデス料理の修行したい。

ペルー リマ オシャレゾーンへ

210

カハマルカからリマまで夜行バスで16時間。

長時間移動なのでVIPバスを申し込こんだ。その際に、夕食はベジタリアン?チキン?などという質問がありびっくり!

今まで散々バスに乗ってきたけれど、ベジタリアンメニューを用意しているところは初めてだった。

ボイル緑黄色野菜とご飯、というかなりシンプルな内容だったけれど・・・

食事時にはワインも出してくれたりと、幅広くフラットになるシートでは、ぐっすり眠れて、あっという間にリマに到着。

高層ビルが立ち並び混沌とした旧市街を離れ、海岸沿いの高級住宅地にあるミラフローレス地区のホステルへ向う。

ペルーにこんなオシャレなところがあったのか~と正直びっくりした。

オープンカフェにセンスの良い各国料理のレストラン、24時間の高級スーパーマーケットなどなど。

事前にネットで調べておいたベジタリアンレストランが、妙にセンスがよかった理由をナットク。

ホステルにチェックインし、情報収集をすませ、ランチを食べに調べておいたベジタリアンレストランAlmaZenに向かう。

まるで個人宅のようなレストランは、中国茶のカフェとギャラリーも併設している。

店内のコーナーには、オーガニック製品や、本日のキッシュ、本物の野菜や果物がディスプレイされていて感じがよい。

近郊で収穫できるオーガニック食材を料理に使用するというこだわりのお店。

でも・・・手書きのメニューの料金をみて「!!!」

田舎の市場の食堂と、都会のおシャレなレストランとで料金はちがいますなぁ

料理を注文すると、最初に運ばれてくるのが、上質のオリーブオイルとオレガノがかかったブルスケッタ。

植民地時代にプランテーションとして栽培されていたオリーブ。久々にとびっきりおいしいオリーブオイルに出会えた~

前菜は、豆腐クリーム入りレモン風味マッシュポテトのパテ。28ソル

2人でシェアして丁度良いくらいのボリューム。酸味のきいたマッシュポテトが新鮮。

アスパラとベシャメルソースのクレープ包み28ソル

コクのあるベシャメルソースとオーブンで焼いたパリパリのクレープ生地の食感がいい感じ。

ナスとトマトのムカサ38ソル

ギリシャ料理をアレンジしたもの。付け合わせのタマネギはテリヤキ風味。とろけたチーズはかなり濃厚な味。

ジャガイモ・トマト・ナスの原産地はアンデス山脈。さすがに素材の味がちがいます。

ゴージャスな一時でした。

その後、市内にある遺跡を巡り、夕方にはホステルから海沿いにあるラルコ・マルまでお散歩。

こちらは、太平洋を一望できるショッピングセンター。

夕日が海に沈むまでちゃんと見届けることができました!

こんな景色が見られる場所まで歩いていけるなんて、ミラフローレス地区ステキすぎます!!

お昼に贅沢したので、夜は自炊であっさりと

大満足な1日でした。

2010/02/10

ペルー カハマルカ 湯めぐり

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エクアドル・キトからクエンカまで8時間。

クエンカにはバスで30分ほど行ったところに温泉がある。

グアテマラにも温泉があったけれど、日程の都合で行けなかったので、今回こそは絶対に!!

ということで、遺跡を巡り、ペルー行き夜行バスの出発時間の間、温泉へ向かった。

ホテルの温水プールといったところで、乳白色・無臭の源泉が、プールの端から湧き出ていた。入場料2.5

気温20℃、けっこう涼しい。お湯はぬるいので源泉がでるところにへばりついて暖をとる。身体があったまると泳いだりして、2時間くらいプールに浸かっていた。

幸せな気分でペルーへ向う。

クエンカからペルー・ピウラまでは14時間。

途中、バスを乗りかえたら席がないなどと言われて、1時間くらい変なところに座らされたり、深夜なのでイミグレーションが閉まっていて、2時間くらいバスで待ったりして、翌朝9時すぎにようやくピウラに到着した。

9時半には目的地カハマルカに向かうための中継点チクラヨ行きのバスが出発するというので、急いで買出しにでかけると、バスターミナル付近に屋台があった。

エクアドルでもよくみかけた醤油味のチャーハンは、中華料理の影響をうけ、国民食にまでなったというが、こちらペルーもそのよう。

パパレジェナというポテトコロッケとセビッチェ(魚介のマリネ)がついて2.5ソル(約100円)

チクラヨまでは3時間。そして、チクラヨからカハルマカは8時間。

カハルマカに到着したのは深夜1時をまわっていた。

タクシーにのり中心地にむかうと、雨が降っているにもかかわらず、広場に人がたくさんいた。どうやらお祭りらしい。

ホステルにチェックインし、眠ったのは3時をすぎていた。

翌朝、ホステル近くのレストランで朝食を。

日曜日ということもあって、けっこう賑わっている。

カフェオレを頼むと、ポットサービスで自分の好みの分量をカップについでくれる。予想以上に濃いコーヒーだった。2.5ソル

カモミールティは、生葉で登場。1.5ソル

オリーブ入りサンドイッチを注文すると、

見た目あんパンかと思うくらいのオリーブが入っていた。1.5ソル

この辺りはオリーブも生産しているみたい。オリーブの割合が多すぎて、ちょっと塩辛すぎるサンドイッチでした。

その後、近くの市場へ向う途中、かわいらしい帽子をかぶったインディヘナの人達が、路上でいろいろと販売している。

ゆでたトウモロコシと空豆。

塩味をほとんど感じなく、ほんのり甘味のチーズはまるで木綿豆腐のよう。わさび醤油で食べたらおいしかった~

市場の建物の中にはいると、カラフルなサルサ屋さんを発見!

ホウレンソウ・ニンニク・レモンでできたピュレを購入。

お昼ごはん用にカット野菜や、パンも購入。

ココナッツベースのお菓子や、カカオと砂糖がしっかり混ざってないような、じゃりじゃりしたチョコレートも購入。

たのしいショッピングでした。

お昼ごはんを食べ、情報収集をすませた後、待ちにまったインカ温泉へ。

カハマルカは、インカ最後の皇帝が、スペインの侵略から逃れるために過ごした町。そして温泉で保養中に捕まってしまい処刑されたという歴史をもつ温泉場が近くにある。

温泉に入れる!というだけで30時間にも及ぶバス移動が我慢できたようなもの。

窮屈な乗り合いバスで20分ほどのところに巨大温泉施設はあった。

奥には湯畑があり、右側の小屋は、皇帝が入っていたといわれる湯船。プレインカの遺跡があったりと、歴史を感じざるを得ない温泉場。

100以上も個室があり、左手にみえるのが私達が利用したお風呂。

お風呂の大きさによって料金が異なる。私達は15ソル(約180円)の部屋を予約し、日曜日という事もあり、番号が呼ばれるまで1時間くらい待った。

浴槽は、大人2人が横になれるくらいの広さ。ちゃんと掃除もしてくれて、源泉を自分達のためだけにじゃんじゃん使えるという贅沢を味わえる。

日本のように、塩素をがんがん入れた上に、循環までしているような温泉とは訳がちがうのでございます。

源泉は70℃と高温。水で調節しながらほどよい加減の湯船につかる。1部屋の使用時間は25分。そんなにせかされないので自分たちのペースでまったりと・・・・

今回は、バスの移動がかなり長いので疲れ果てていたけれど、温泉効果でもうしばらくがんばれそうだ!