2010/01/13

グアテマラ フローレス 黒いキリストのお祭

1月11日
メキシコ・パレンケからグアテマラ・フローレスまでバスで9時間。
フローレスまでのチケットを購入し、パレンケを6時に出発。ミニバンを2回乗り継ぎ、小さな村で降ろされる。
そこから、メキシコ国境まで数分というのにもかかわらず、バスがなかなかこない。同じバスに乗ってきたフランス人カップルが、現地の人に事情を訪ねていると、国境行きのバスはないと言っている。通りすがりのタクシー運転手にも事情を話すと、またしても国境行きのバスは来ないという。
フランス人カップルと相談して、パレンケに戻って旅行会社にクレームを言おう!これは詐欺だ!!などと意気込んでたら、予定していたバスが何の悪気もなく遅れてやってきた。
あの騒ぎは何だったの?と思うほどにあっさりメキシコ国境に到着。
10人乗ればいっぱいの小さな船に乗り、20分ほど川下りをしてグアテマラ国境へ。
小さな村をいくつもこえ、国境から3時間ほどでフローレスに到着。
フローレスは、ティカル遺跡の拠点くらいしか調べてなかったのだけど、ここはペテン・イツァ湖に浮かぶ、1周するのに20分ほどの小さな島だった。
湖に面しているホテルを探してひとまず荷物を置くと、激しい爆竹の音が通りから聞こえてくる。急いで見に行くと、手作り感あふれる人形と共に大勢の人々が音楽に合わせて行進している。

何事かわからなかったので、観光案内所でたずねると、黒いキリストの祭りだという。1月6日に教会の黒いキリスト像を祭壇から信者が触れるように降ろし、15日には島中を練り歩いてお祭りは終了。その期間は、朝4時から翌日3時まで(ほとんど1日中!)何かしらのイベントがこの小さな島で行われているという。この日を楽しみ地元に帰ってくる人も多く、日本でいうお正月のようなものだとか。
屋台とか出てるかな?と思いつつ教会に向かう途中に人だかりがあったので、のぞいてみると


自宅を開放してエンチラーダを販売している。
お肉なしをお願いするとでてきたのは、

アヴォガドペースト、レモラチャ(砂糖大根)、ゆでタマゴ、チーズをのせて出してくれた。1つ4Q(約50円)
ほんのり土の味がするレモラチャがさっぱりして美味。
教会の周りには、予想通り何軒かの屋台が出ていた。

フライドポテトは、マヨネーズ・ケチャップ・チリと共に。5Q
甘いものの屋台が多く、郡司氏がサーターアンダーギーだ~とかけよっていったけれど、

練乳をかけて渡してくれた揚げ菓子は、ふわふわとした食感だった。2つで5Q
明日のおやつに買ったのは、コカーダスというココナッツのお菓子。2つ12Q

お祭りの期間中、教会では毎晩特別ミサが行われるという。そのミサが終了したころに教会の前に現れたのが、ものすごい量の花火と爆竹が装着された牛のやぐらをかぶった人。

このやぐらをかぶった人が、教会の前を練り歩く。爆竹が鳴り響く上に、ロケット花火もセットされていて、観覧してる人めがけ、ばんばん花火が飛んでくる。
大人も子供もギャーギャー言いながら周りで、それを見る。
私は、花火にあたるのがこわいので教会の柱の影に隠れつつ、ギャーギャーいいながら見た。
なんのためにこれをしてるのかは謎。この儀式?も毎晩行われているらしい。
島付近のアリーナはディスコ状態で夜中はげしい音楽がなっている。爆竹やら祝砲もそこら中で鳴り響いている。
なんともにぎやかな時にきてしまったみたい。
翌朝、4時起きで5時のバスに乗り、6時過ぎにはティカル遺跡へ到着。
ジャングルの中にあるティカル遺跡には、野生動物も多く、鳥やら猿やらのおたけびがどこからともなくきこえてくる。
郡司氏とはぐれて一人でジャングルを歩いたときに、ハナグマ(アライグマの一種)の集団が道の側で一生懸命に何かを食べていた。声をかけたり音を出しても退いてくれないので、おそるおそる横を通った時に、ほえられたのはマジで怖かった~
無事にティカル遺跡からフローレスに戻ってくると、昨日と同様にパレードや爆竹音が鳴り響いていた。
またしても屋台めざして教会へ繰り出す。

タマゴペーストにニンジンが入ったエンチラーダ3つで5Q
その屋台にあった温かいジュースも一緒に3Q

シナモンの入った酸味のあるバナナジュースだった。
別の屋台では、フライドポテトの横で、バナナを揚げていたのでそちらを注文。

これは、プラタノというグアテマラではポピュラーな調理用バナナ。ほんのり酸味があり、弾力もあるので食べ応え十分。
このお祭りの期間は、伝統的な食べ物を食べる慣わしがあるようで、地元フードを満喫できたのでよかった!
食べた後は、あの爆竹音+ロケット花火をギャーギャーいいながら観覧。
知らないおじさんの後ろに隠れてギャーギャー言ってたので、周囲の人に笑われた~
今夜もそこら中で、いろんな音が鳴り響いてるけれど、ジャングルの中の遺跡を9時間近くさまよってたので、そんな音はまったく無視してぐっすり眠りました。