カサブランカ駅前はラマダン中ということで、閑散としていたけれど、マラケシュのフナ広場のカフェやレストランは昼間でも営業していた。
でも、モロッコ人は断食中で何も食べずに広場でお祈りをしていたりするのに、テラス席に座ってその光景を見ながら、飲み食いするなんてちょっと心苦しい。
ラマダン中は断食以外にも禁煙、肌をみせないなどのきまりもあるのに、裸みたいな格好でたばこ吸いながら歩いている西洋人を見ると、ラマダン中にモロッコにきているのだからもう少し気をつかえば?と思ってしまう。
だからといって私達も何も食べない訳にはいかないので、広場から少し奥に入ったレストランで食事することに。
木製のモロッコ家具と壁の絵がエキゾチックな店内。
まずはモロッコパン ホブス
ほんのり甘く、ほどよい弾力がありシンプルながらも味わい深い。
そしてモロッカンサラダ。
ほんのりクミン風味で小さくカットしたトマト、タマネギ、ピーマンにパセリがたっぷり。さっぱりしていておいしい~
モロッコの伝統的なスープ ハリラ
ラマダン明けにまず食されるというくらい栄養価も高くやさしい味わい。ショートパスタ、緑レンズ豆、ひよこ豆が入っていてこれだけでもボリューム満点。
タジン鍋で運ばれてきた野菜のクスクスは、付け合わせのスープをかけていただきます。
このクスクスは超なめらかなのでびっくり!!スープをかける前でもなめらかな舌触りだったのに、スープを吸いこんだクスクスはさらになめらか。フランスや日本でたべたものとは全く違うもののよう。
ニンジン、ズッキーニ、ジャガイモもやわらかく蒸されているし、あまり噛まなくても飲み込めそうなくらい。
そして郡司氏が注文したチキンと野菜のタジンは蓋を開けた瞬間に思わず歓声が。
たっぷりのオリーブと立てかけてある野菜の中に、やわらかく蒸された鳥肉が入っている。
これだけ野菜を一緒に食べるなら体にもよさそう。
このセットにはデザートも付いていて、少し甘めの自家製ヨーグルト
シナモンシュガーのかかったオレンジ。
ミントと共に食べるとさっぱり!これは簡単で見栄えもよいので、家庭でもすぐに真似できそう。
スパイスを多様に使うモロッコ料理だけれど、スパイスが主張せず素材の味を生かしているので、どの料理も食べやすく、やさしい味わい。
いろんな民族と、フランスの植民地だったことも影響されて、モロッコ料理はかなり洗練されている。
お昼からこのボリュームで一人65DH。ヨーロッパからくるとありがたい金額。
その後、夕方のラマダン明けのサイレンを聞いてからフナ広場へ。
やはり昨日と同様、モロッコ人は嬉しそうにナツメやゆで卵、ハリラを食べていた。
私達はお昼に食べすぎたので、スープの屋台で簡単に夕食。
ここでのメニューはハリラと大麦粥のみ。3,5DH
大麦粥はほんのり塩味で、オリーブオイルとオレガノを仕上げにかけてくれる。
これがもう最高に私好み!!モロッコ人はなんでこんなにシンプルでおいしいものを知っているの~
そしてここでは、蜂蜜のたっぷりかかったかりんとうのようなものと一緒にこのスープを食べている。
これが、また両方の味を引き立ててくれる。それはぜんざいと塩こぶの関係性のよう。
あなどれないモロッコ料理。
夜はラマダン明けのモロッコ人(男性しかいないけど)も嬉しそうにタバコを吸いながらカフェでまったりしている。こちらも気兼ねなくお茶できるので、食後にはモロッコの定番、ミントティーを。
モロッコ人はミントティーが大好き!そして屋台やホテルでも無料でミントティーを出してくれるので、1日に何度もミントティーを飲むことになるのだけれど、めちゃくちゃ甘い。砂糖の量は半端でない。
ここは別添えなので安心。
これが、また両方の味を引き立ててくれる。それはぜんざいと塩こぶの関係性のよう。
あなどれないモロッコ料理。
夜はラマダン明けのモロッコ人(男性しかいないけど)も嬉しそうにタバコを吸いながらカフェでまったりしている。こちらも気兼ねなくお茶できるので、食後にはモロッコの定番、ミントティーを。
モロッコ人はミントティーが大好き!そして屋台やホテルでも無料でミントティーを出してくれるので、1日に何度もミントティーを飲むことになるのだけれど、めちゃくちゃ甘い。砂糖の量は半端でない。
ここは別添えなので安心。
だってこんなに砂糖を毎日取っていて大丈夫なの??