6月10日
インドからイスタンブールに到着してから何かとカルチャーショックを受けている。
歩いていても街があまりにもきれいなので、自分たちが薄汚れている気分になるし、ヨーロッパでは安いとされている物価も、インドで過ごしていた物価と思わず比べてしまうので、食事をするにもかなり躊躇してしまう・・・
私達がいる旧市街地は完全に観光化されているので、お洒落なレストランやカフェが立ち並んでいる。どこで食事をすればいいのか?とうろうろ探していたら、道を訪ねた日本の方が、この辺りの3分の1くらいの値段で食べれるロカンタ(食堂)を教えてくれた。
観光地から少し離れた場所にあるロカンタは、お昼時で込み合っていた。

こちらは、セルフサービスで食べたい物を指さしてお皿にのせてもらう。


ベジタリアンですというとお店の人は「なぜ?!トルコにきて肉食べないなんて!!」と不服そうに言いながら、これは野菜だと勝手に次々料理をのせ始めた。


このボリュームで11tl(約700円)
たしかに安い!そしてシンプルでおいしい!
やわらかくゆでたホウレンソウと麦が入ったものとブドウの葉にみじん切りのオリーブの入ったピラフには酸味の少ないヨーグルトをかけてくれる。


ふっくらとやわらかいひよこ豆は、シンプルなトマト煮込み。
郡司氏の選んだラビオリには、少し羊肉が入っていた。チーズの入った濃厚ソース。


サラダには、レモンとオリーブオイルをかけてくれた。

まわりのトルキッシュたちは、煮込み料理1皿とものすごい大量とパンを食べている。
海にも近いので、サバのオーブン焼きもあった。サバはこの辺りの名物らしい。
かなりがんばったけれど少し残してしまうくらいボリューム満点。
ほどよい塩分と、シンプルな味付けは、もう一度食べたい!と思った。
帰り際、写真をとると、明日写真もってきてね~と日本語で話すお兄さん。

トルキッシュはなかなか商売上手である。