5月29日
聖なるガンガーに思ったより感動して、やはりインドパワーはすごいなぁと思い直す。
ものすごい感動とものすごく嫌!がジェットコースターのように繰り返されるので、精神的に刺激が強すぎる気がする。
う~でも、もう一度同じルートを旅しますか?と聞かれると・・・なので、インドといえばタージマハールだろうということで、デリーに行く前にタージマハール観光を取り入れてもらった。

タージマハールは、単純に美しい!と思えた。環境汚染で本来の姿を失いつつあっても、白い大理石でできた建物は何時間でも見ていたいと思えるほど、美しかった。
観光客の99%はインド人。インド全土からこの建物を見に来ているのだろう。
またしても日本人が珍しいのか、一緒に写真を撮ってください攻撃にあう。
こちらは暑くて休憩していると団体というか家族で近寄ってきて写真・写真になる。その後は、ひとりづつと握手した写真を延々と撮ることに。
悪意のない人達を無碍にすることはできないので辛いわ。

建物の外は、客引きの嵐。建物の中は、一緒に写真・写真の嵐。
なかなかそっとしてくれないぞインド人。
その後、デリーに移動。激しく騒々しい街。オートリクシャに連れていかれたホテルマンとおもわず大ゲンカ。なんで?なんで?そんなに嘘つくの?
それにしても、いろんな気づきをくれるインドである。
街の喧騒とはかけ離れたような立派なデリー空港から南インドのチェンナイへ移動。
北と南は違うんだ~なんて聞かされていたけれど、確かに緑豊かで、人々も陽気でおっとりしている気がした。
空港のレストランでも、北にはなかった食べ物。
クレープ生地にトマトとたまねぎがのっていて、さっぱりした3種類のサンバルを食べる。


その後、チェンナイ市内でホテル探し。数件回って、なかなか快適なホテルに出会えたので、一安心。
外に出るとなんだかんだと人が寄ってくるのに疲れてきたので、ルームサービスを注文。値段もレストランと変わらないし、たまにはゆったりと時間をすごしたい~

オーダーしたのは、郡司氏お気に入りのマサラドゥーサ、インド料理に少しあきつつあるのでチャウメン、そしてグリーンサラダ(全部で100Rp)。
オニオンマサラドゥーサは、米と豆の粉の生地をうすく焼いたものの中に、玉ねぎとトマトを炒めたものが入っていて、それをカリーにつけて食べる。本来は朝食メニュー。
野菜はたっぷり取っているけれど、生野菜に遭遇することは少ないので、ばりばり野菜を食べた。ニンジン・トマト・玉ねぎ・キュウリ。野菜自体が美味しい!何もつけなくてもごちそうだ~。
チャイニーズメニューのチャウメンを何回か食べたけれど、結局マサラが入っているから、私達が想像する中華料理ではないのが、少し残念。
今まで旅に出て日本食が恋しいよ~と思ったことはあまりなかったけれど、さすがに毎日カリーを食べてるとねぇ・・・