12月27日
フェニックスのグレイハウンド社のバスターミナルから国境のエルパソ行きが出発したのは午後7時前。このグレイハウンド社は全米を網羅している会社なのにも関らず、座席指定できないので、出発の1時間くらい前からみんな並んでいる。無事に席を確保し、エルパソに到着したのは午前3時前。寒い中2時間くらい次のバスを待ち、イミグレーションを通らずに国境を越え、メキシコ・チワワ行きのバスに乗り換える。
フェニックスからメキシコシティ行きのダイレクトバスは36時間。郡司氏は36時間バスに乗っても大丈夫!とか言っていたけれど、さすがに私は無理なので、メキシコシティの途中で大きそうな街を検索していたらチワワが北メキシコの観光の拠点らしかったので、とりあえずチワワまでのチケットを購入。
ちなみに犬のチワワはこの州出身。
チワワの街のはずれのバスターミナルに到着したのはお昼頃。タクシーと交渉し、街の中心のホテルを紹介してもらう。
荷物を置き、お昼ご飯を食べに通りにでると大きなクリスマスツリーの前にスケート場があり、みんな楽しそうに休日を過ごしている。
その広場の横には、いろんな屋台が並んでいるのでさっそく食べ物チェック!
まずは、チリンドリナス 25ペソ
板状のコーンパフにアヴォガドディップを塗り、その上に大量のレタス、粉チーズ、チリソーズをかけてもらい、好みでチリのピクルスをのせて食べる。
このダイナミックな盛り付けに感動~
コーンパフは最初はパリパリしているのだけれど、時間が経つと水分をすってふにゃふにゃになるのが2度おいしい!
メキシコ人はこんなに大量に野菜を食べるのか。
飲み物の屋台では、オルチャータ10ペソ
果実の種や米を粉状にしたものを牛乳で溶いた飲み物。ほんのりあまくてほんのり香ばしく、なぜかなつかしい味。どろっとしているので腹もちよさそう。
あげたてチュロスは、中にチョコレートクリームをつめてくれる。15ペソ
別の広場にも屋台があったので注文してみると
ポテトチップスに温かいコーン、ナチョチーズ、粉チーズ、チレ(トウガラシ)パウダー、チレピクルスをのせてくれた。25ペソ
みんなこれが大好きなのか、他の屋台では市販されている袋にはいったポテトチップスにこれらのソースをかけてもらって、袋をもって食べている人を何人も見かけた。
ポテトチップスにもソースをたっぷりかけて食べるなんて、食に対するこだわりを感じる。
ちょっとジャンキーな昼食だったので、夜は軽くすませるために、スーパーへ買出し。
メキシコらしいと思ったのは、ベーカリーコーナー。
おいしそうなドーナツやらパイなど置いてあるのだけれど、奥の調理場ではトルティーヤをやいている。
チレもどっさり。
トルティーヤを揚げたトスターダの種類もたっぷり。
これがあっさりしていて食べだすと止まらない~
メキシコ料理を無形文化世界遺産に!!(ユネスコはあっさり却下)などと国民が思うほど、食べることを愛するメキシコ人。
今後のメキシコ在住が楽しみ~