2009/12/21

アメリカ キャニオンデシェー ワールドクッカー 其ノ一

12月18日
サンフランシスコからアリゾナ州・フェニックスまでフロンティアエアで移動。
デンバー経由で5時間くらいかかったけれど、デンバー付近の上空から見た景色は一面の雪景色。陸路移動大丈夫??と不安になりながらも、フェニックス空港に到着。
フェニックスは、アリゾナ州の避寒地のようで、日差しが強く、気温のわりには体感温度が暖かい。
ここでは、情報収集や17時間の時差ぼけ調整などをしていた。
レンタカーで国立公園巡りをするため、空港のレンタカー会社に行くと、書類不足でレンタカーが借りれないことが判明。一悶着の末、予約していた料金より高くついたけれど、なんとか車を貸してもらえる事に。担当者のカルロス、本当にありがと~
車に乗り込んだ時は、変な疲れが一挙に出た。車に乗れることをこんなに感謝したことはないかも。
レンタカーを借りて最初に向かったのが、フェニックスの隣町ヘンピーにあるWhole foods market。
10日間の車移動の旅+国立公園付近はどんな状況なのかよくわからないということもあって、ある程度の食料を買い込んでから旅に出よう!という事になっていたので、ネットでフェニックス近郊のWhole foods marketを探しておいたの。
地図を見ながら、なんとかWhole foods marketに到着。

規模的にはサンフランシスコとそんなに変わらない大きさ。サンフランシスコでは、荷物の事を考えてあまり買い物できなかったので、今回は車に積めるから、遠慮なしに買い物させていただきます~
店内には美しく並べられた新鮮な野菜や、何種類もある量り売りの穀物類。

胸をときめかしながらさまよってると、この後撮影にいかないといけないから急いでと催促され、慌ててレジへ。
フルーツ・野菜・パン・スープや豆の缶詰・パスタ・パスタソース・チーズ・トルティーヤ・ナッツ・チョコ・コーヒ豆などなど。とりあえず必要そうなものをチョイス。

ちょっと買いすぎ!?
今回の旅では、ヨーロッパのようにキッチン付きの宿に泊まれないだろうし、国立公園付近にどんなレストランがあるのかもわからなかったので、ワールドクッカーという便利グッズを購入しておいた。
それは、携帯用電気調理器。世界中の電圧に対応し、お米も炊けるという優れもの。

18.5cm角で約1kg。持ち歩くにもそんなに邪魔にならない大きさ。
以前の旅では、お湯が数十秒で沸く電熱コイルを持ち歩いて、ホテルの部屋でお湯を沸かしてお茶を飲んだりしていたけれど、今回は、ヴァージョンアップ。
調理器具を持ち歩いて料理をモーテルの部屋でつくってます。
たとえば、
全粒粉ペンネ入りスパイスチリビーンズ

まずはペンネを8割くらいの加減で茹でて取り置き、鍋に缶詰のスパイスチリビーンズを入れ、温まったらペンネを入れてペンネがほどよい硬さになれば出来上がり。
クルトン入りベジタブルスープ

ニンジン・グリーンピース・コーン・セロリ・ちりめんキャベツなどがたっぷり入ったスープに、硬くなったバッケトを小さくカットして仕上げにのせて出来上がり。
ブラックビーンズスープ

ブラックビーンズとセロリ・ニンジンがたっぷりはいったスープ。温める時にキャベツをプラス。
これらはWhole foods marketで購入したヴィーガン対応のスープ。どれも野菜の旨みが利いていて、ほどよい塩加減。特に味付け直さなくても十分においしくいただけます。
日本から食材や調味料も少し持ってきていたので、お米も炊いてみました~
ガーネットヤム入りご飯、ほんのり醤油風味。

この鮮やかなヤム芋、見た目より甘みなし。日本のサツマイモには及ばす。
このワールドクッカーは温度調節がないので、一度沸騰したらそのままなので、ほどよいころに電熱からおろしてあげないと、芯なしご飯を炊くのはむつかしい。改善の余地あり。
というわけで、モーテル部屋自炊はしばらく続く・・・