4月29日
ベトナム:ハノイからラオス:ビエンチャンまでの、20時間の国際バスは、なかなかすごいものだった。
VIPバスだと料金をだまされ17$を30$で買わされていたし、なぜか客席を貨物のように使っていて、夜中に途中で止まったかと思うと、米袋を通路に山積みに置き始めるし、座席の下から鉄板を取り出して、資材置き場に搬出するために、全員下ろされるし、出入国では、1ドルの賄賂のようなものを取られるし、それにごねてる人がなかなかバスにのってこないので、2時間近く国境で待たされるし・・・


ビエンチャンに到着した時には、疲れをこえて放心状態になっていた。
ようやくたどり着いたのに、大型連休前でホテルには「FULL」の表記がされていて、何軒もまわって空いてるゲストハウスを見つけた。
バスで出会った熊本のおじさんとビールを飲みにいく約束をしていたので、メコン川沿いにある屋台が連なる場所へ向かった。
貧乏旅行をブログに書いているという還暦すぎたおじさんは、足が丈夫なかぎりは、旅を続けたいと語っていた。
英語も何もほとんどしゃべれないけど、いつも誰かが助けてくれるし、ハプニングがあるとブログにも書けるので、それも楽しいとうれしそうに話す姿を見ていると、20時間のバス旅も、それはそれでよかったのかという気分になれた。
ビールを何本か飲んで、おじさんと別れた後、私たちは、まだおなかがすいていたので、別の屋台に向った。

屋台でみつけたライスボールは、それを潰したものに、ライムとナッツをまぜて、ハーブやレタスをまいて食べる。(15000kip)


ネギ、ニラ、ナッツがたっぷりのったヌードルは、あっさりした味でおいしかった~(10000kip)

ラオスでの食事は、まる1日ほとんど何も食べてない胃袋にやさしい穏やかな味付けでした。