泰山から韶関までの移動は長く、夜行列車で約19時間。
朝、馴染みのないにおいで目覚めると、まわりの中国人たちが
朝食を食べていた。
ほとんどの人が、ビックサイズのカップラーメンにゆで卵や
ソーセージなどの加工肉食品を数個も入れて食べている。
朝からその食欲は何??
こちらは、においだけで酔ってしまいそう・・・
韶関駅に到着したのは、16時頃だった。
観光案内所で相談して、ホテルを探して、洗濯を山盛りして、食事に向かった。
大きな橋を渡ると、繁華街があり、そこでよい感じのお店を発見。

夕食時でにぎわう店内には、なぜかメイドさん風の店員さんが・・・

飲茶のワゴンサービスもあり、例の「不要 肉」という紙をみせて
食べれるものを聞いてみる。

高菜のお粥ときのことセロリの蒸し物


白菜と包子


どこのお店に行ってもそうなのだが、言葉が通じないのにもかかわらず、
あれこれいうので、店員さんは私たちに接客するのが、大変だと思う。
私は、肉抜きだけど、郡司氏は食べるので、店員さんは頭が混乱してきたみたいで、
残念ながら包子は、豚肉入りのものが出されてしまったので、
ほんのり甘い皮だけ食べた。
このメニューに郡司氏が注文した餃子を入れて28元。
この辺りは、きっとお粥をよく食べる地域なのか、帰り際に見たのは
ケンタッキーがお粥の朝食メニューをやっていますという大きな広告だった。
さすが、世界中に店舗を広げるKFCは、柔軟性があるなぁ・・・
(インドでは、ベジバーガーもあるらしく、食べてみたいと思っている)
翌日の朝食は、丹霞山の入り口で青菜のお粥とザーサイ入の麺。(2つで10元)

めちゃくちゃ熱い上に、生姜がたっぷり入っていて、汗をいっぱいかきながらの食事は、
健全な朝食だと思う。
夜行列車の食事に、朝食のお粥サービスが始まることを願う。