朝食に、ホテルの近くの地元民の集うカフェに向かうと、ドリンクメニューのみで、フードメニューはおいてなかった。
サンドイッチが食べたかったので、サンドイッチを買いにいって持ち込みでお茶することにした。
クリームチーズとフライドオニオンとパクチーのシンプルなものを注文。(10000tg)

カフェに集うのは、なぜか男性が目立つ。緑茶を注文。


昼食は、駅前の大きな通り沿いにあるベジタリアンレストランNang Tamに向った。
通りの入口から奥にいくと、ガラス張りの店内が見えた。


客席の入り口の横が厨房。

メニューには、魚・鳥肉・牛肉といった料理内容が書かれているが、それを似たように作った料理がでてくると、事前に調べて知っていた。
私は、魚の煮付・焼き鳥・クリームチーズフライなどと書かれているのを注文。

最初に見たときに、「えっ!ほんとにここはベジタリアンのお店なのか?」と疑ってしまった。ベジタリアンとノンベジタリアンが一緒になっているお店も多いので、もっとちゃんとメニューを見てから注文すればよかったと一瞬後悔してしまうほど、本物そっくりに作ってある料理だった。
魚の皮は、なすびを使って艶っぽい黒色にしてあり、骨に似たようなものまで入っていた。
焼き鳥の食感も、そのものだった。
郡司氏の料理は、ローストチキンとビーフがメイン。

トマトの中に豆腐ペーストが入っていてその上に、ベジミートをのせてグリルしたものや、サクサク衣のサツマイモのコロッケも付いていた。
これに、ご飯と豆腐とトマトのスープが付いて、60,000tg
平日のランチタイムでも、地元の人でにぎわっていたが、ベトナムの仏教徒は、旧暦の14・15日と30・1日は精進料理を食べる習慣があるらしく、その時は、このお店は非常に込み合うようだ。
それにしても、ここまで作り込んでまでも、肉や魚もどきを食べたい!と思うのかと疑門を持ってしまう。
こんなに工夫して料理するほど、肉や魚の味は魅力的なのかしら・・・