この時期のエジプトは、真夏。とにかく暑い。
カイロ市内でも40度近くまで気温が上がり、日中出かけるのは、けっこう厳しいというのに、砂漠のキャンプツアーに参加した。
朝7時すぎにホテルを出発し、バスターミナルに向かう。
そこから、5時間でバフレイヤオアシスの町、バウィーティに到着。
舗装されたまっすぐな道は、ひたすら砂漠を走り抜ける。時々小さな集落があったり、見渡すかぎり何もないようなところで、降りる人がいたりしてびっくりする。
バウィーティの町は観光地で、ホテルやお店が何件かある。こんな砂漠の中にどうやって暮らしているのか?私には想像もできないけれど・・・
バス停では、申し込んでいたツアー会社の人が迎えに来てくれていたので、車でホテルに移動した。
そのホテルは、ここが砂漠であることを忘れるくらいかわいい場所だった。
レストランで昼食。
フール(4500年前から食べていたと言われる干し空豆の煮込み)、チーズとサラダ、ツナなどをアエーシにはさんで食べる。
それにしてもめちゃくちゃ塩からい~
この暑さの中では、これくらいの塩分が必要なのかもしれないけれど、これではもってきた水が足りないかもしれないと心配になるくらいものすごい塩がきいていた。
15時半に出発するというので、それまでは部屋でリラックス。
運転手兼お世話係りのタンバラくん(28歳)と車で砂漠へと出発!!
と思いきや、ガソリンスタンドに寄ったり、野菜を買いにいったり、通りすがりの友達に挨拶したりとけっこうのんびりなエジプシャン。
それにしてもめちゃくちゃ塩からい~
この暑さの中では、これくらいの塩分が必要なのかもしれないけれど、これではもってきた水が足りないかもしれないと心配になるくらいものすごい塩がきいていた。
15時半に出発するというので、それまでは部屋でリラックス。
運転手兼お世話係りのタンバラくん(28歳)と車で砂漠へと出発!!
と思いきや、ガソリンスタンドに寄ったり、野菜を買いにいったり、通りすがりの友達に挨拶したりとけっこうのんびりなエジプシャン。
黒砂漠を通り過ぎ、むかった先は、鉱泉がわき出るプール。
砂漠でもこんなに豊富に水がわきでるのか~と感動。
つめたっくて気持ち良い~贅沢なプールだ~
この水を店内に引き込み、涼をとっているカフェで休憩。
その後は、ひたすらオフロードを走りつづける。
窓から入ってくる風はまるでドライヤーのようで、耳がやけどするのでは?と心配になるくらいの熱風と砂埃。
いつまで続くのか思っていると、小さな湧水のところで休憩。
どうやら車の調子が悪いようで、ひたすら水をかけていた。大丈夫か?
夕日にそまる白砂漠を堪能しながら、本日のキャンプサイトに到着。
そこでは、真っ赤でまんまるのサンセットが待っていた。
すごい!!熱いけれどきてよかった!!と感動しまくっている間に、タンバラくんは、
ベドウィン風にテントを用意し、
薪に火をおこし、
食事の準備に取り掛かっていた。
寡黙に用意するタンバラくんには、声をかける雰囲気でもなく、料理が出来上がるのを静かに待っていた。
すると、砂漠のきつね、フェネックがやってきてこちらを伺っている。
耳の大きなかわいいきつね。近づいては、何かを狙っているけれど、けっきょく何ももらえずどこかにいった。
料理が出来上がったのは22時を過ぎ、待ちくたびれて少し眠ってしまった。
おこしてもらうと4種類もの料理が完成していた。
ショートパスタの入ったトマトスープ。
ジャガイモとトマトの煮込み。
ロズ(ピラフ)
焚き火で焼いたスパイストマト風味のチキン。
あんな道を運転して、テント設営をして、料理までつくるなんて、大変な仕事だ。
料理は、これまたものすごく塩分が強くて、申し訳ないと思いつつも完食できず。
やはり砂漠で生きるには、こんなにも塩を必要とするのか?
その後、片付けをして星を眺めながら眠る。すこし涼しいくらいで、毛布ひとつあればちょうど良い。
半月でも明るくてそんなに星がみえないなぁと思っていたけれど、夜中に目覚めると、天の川がものすごくきれいに見えた。
砂漠の真ん中でも、躊躇することなく二人とも快眠。
翌朝、美しい風景の中で、朝食。(アエーシ、チーズ、ジャム、ゆで卵、紅茶)
またしても砂漠の中を走り抜け、11時前にホテルに到着。
こんなに水があるの?と思いつつ、埃まみれの体をシャワーできれいにしてから、昼食。
アエーシ、ジャガイモのトマト煮込み、ロズ。私は、ベジタリアンだと言っておいたので、郡司氏には鳩のローストが付いていた。
バスの出発時間まで、クーラーのきいた部屋で休憩。
ホントに砂漠?と何度も思ったけれど、旧石器時代から人が住み続けているこのオアシスは、今は観光名所になっている。
どんな環境でも時代に適応して生きている人間ってすごい!!