エジプト・カイロ空港からエジプトエアでトルコ・イスタンブール空港へ。
機内では、リコンファームの時にちゃんとベジミールを頼んでおいたのに、そんな事知らない、ベジミールを注文したレシートを見せろと乗務員に言われた。
今どき、リコンファームもいらない航空会社だってあるのに、エジプトエアは、ダブルブッキングが多発するのが有名なので、わざわざオフィスまで行ってリコンファームしたのに、自分の会社のミスをお客のせいにするなんて、ひどい会社だ。
イスタンブール空港に着くと、地下鉄でバスターミナルにむかい、ギリシャ・テッサロニキ行きのバスに乗った。
22時に出発したバスは、深夜、出入国のために2時間ほど国境で待たされた。
翌朝8時すぎにテッサロニキの町外れの空き地でバスは停まった。
寝ぼけながらバスから降りると、預けておいた私のキャリーバックがなくなっていた・・・
間違ってどこかでおろしたみたいで、次のバスで荷物をひろうから20時すぎにオフィスに電話してと言っている。
というか、私達はここからメテオラに移動する予定なのに、何のんきな事をいってるのだか。
バスの乗務員は、英語を話せないので、電話でバス会社の事務所とやりとりしたけど、ぜんぜん拉致があかない。紛失していた事を考えて、警察に連絡するといったら、ようやく担当者が空き地にやってきた。
先日、トルコのヤリカワクでお世話になったマサコさんに電話して、トルコ語の通訳をしてもらうと、今日は日曜日だからオフィスは休みで連絡は取れない。降ろした場所はわかるので、明日には荷物を届けることができるといっている。
あんまり信用ならないけど、とりあえず今日のホテルは用意してくれるようなので、テッサロニキ駅前のホテルまで送ってもらって、1日待機するはめに。
以前、トルコに入国した時は、トルキッシュエアラインにホテル代を出してもらい、トルコから出国の時は、バス会社にホテルの用意をしてもらうなんて、私のキャリーバックは、一体どうなっているの??
テッサロニキは、ギリシャ第二の都市だというが、日曜日なのでほとんどのお店が閉まっている。
昼食は、駅前でサンドイッチを買って食べた。 3EUR
オリーブ・フェタチーズ・トマトが入っている。
お腹はすいているけれど、食欲がないので半分でお腹いっぱい。
どうやらテッサロニキは、エーゲ海クルーズの拠点らしく、海沿いなどはリゾートホテルが立ち並んでいる。
夕方、海沿いに散歩に出かけた。
その途中で、フルーツやナッツを購入。
テッサロニキ湾には、カフェやレストランが立ち並び、かなりよい感じ。
港の埋立地にひときわにぎわうカフェがあるので行ってみた。
そこは、目の前は海。そしてテッサロニキの町並みが見渡せるという最高のロケーションだった。
ギリシャ人が大好きなコーヒーフラッペを注文するとお菓子もついていた。 3.6EUR
海の横の席からは、満月の月光浴、心地よい潮風、かっこいい音楽。
何も考えずにゆったりとした時間を持つ事ができた。
翌日、朝食には、ホイップクリームのようなものがあったので、一口食べてみると、それはヨーグルトだった。
ぜんぜん水っぽさがなく、まるでクリームチーズのようにしっかりとした食感。はちみつをかけて食べるとおいしい~
9時過ぎにバス会社に電話をすると、荷物が見つかったという!!
でも、テッサロニキに荷物が到着するのは、20時過ぎるのとのこと。
結局、ここにもう一泊することになった(ホテル代バス会社負担)
まぁ、荷物が出てくる事は半分あきらめてたので、それは嬉しかったけど、いい加減この町から出してよ!
なんか緊張感がなくなって、しばらくは脱力感に襲われていた。
ホテルの裏側の通りは、ギリシャ語で商売する中国人の洋服のお店でにぎわっている。
郡司氏がらーめん食べたいというので、お店の従業員にレストランを教えてもらった。
看板もないし、このビルのどこにレストランあるの?と恐る恐る階段を3階まで上がっていくと
たしかにレストランがあった。
立派な厨房もある。
付近の中国人しか知らないかなりマニアックな場所にたどり着いたみたい。
とりあえず、チャーハン 3EUR
そしてラーメン?というか醤油味のヌードルスープ 3EUR
久し振りに中華料理を頂く。
まだうっすら明るい21時すぎ、バス会社の人が私のキャリーバックを持ってきてくれた。
彼は、君たちは2日間もテッサロニキでバカンスできたのだから、ラッキーだ!!と笑顔で話している。
たしかに、この街の景色は美しいし、昨日行ったCafeは、今までいったCafeの中でも最高に雰囲気のよいところだったけれど・・・
荷物がなくなるって、かなりストレスなんですが・・・
それにしても、私のかばんは持ち主に似て、放浪癖があるのかな?
もうどこにもいかないで~~